【インタビュー】GIRL’S KEEP CLIMBING #3 プロサーフィン選手 松田詩野

GATTA(ガッタ) > スペシャルコンテンツ > society > 【インタビュー】GIRL’S KEEP CLIMBING #3 プロサーフィン選手 松田詩野

「サーフィンが一番好き」そう話すのは、プロサーフィン選手 松田詩野さん。笑顔にまだあどけなさが残る15歳です。しかし、ひとたび海に入ると一変。しなやかで力強い美しさに、目を奪われます。
今回は、2020年のオリンピックにも出場が期待される松田さんに、挑戦を続ける原動力を聞きました。

 

サーフィンとの出会いは偶然

松田さんがサーフィンをはじめたのは6歳のころ。幼馴染の男の子から、茅ケ崎のサーフィンスクールに誘われたのがきっかけ。「毎週日曜日に練習があって。だんだんハマっていきました」

しかし、女性のサーファーはまだまだ珍しい。「はじめたころは、なかなか積極的に波を取りにいくことができませんでした」
そんななかで、転機のひとつとなったのは試合への出場。「試合に出はじめてから、同世代の女の子もいるんだなって。それに、負ける悔しさを知ったことで、波に乗らなきゃ練習にならないと、ガツガツ波取りができるようになりました」

 

世界の舞台に挑んで得た自信

試合への出場が増え、次第に負ける悔しさだけではなく、勝つことのうれしさが原動力になっていったそう。

「14歳のとき、はじめてオーストラリアの大会に出場しました。海外の子たちと戦って2位になれたことで、自信をもてるようになったんです。国内の試合で年上の選手と戦うときにも、私らしく戦えているのはこの経験があるからだと思います」

 

自分の道を突き進む楽しさ


プロになったのは中学生のとき。周りの友人と違う道に進むことに、不安はなかったのでしょうか。

「中学のときは試合で学校を休むこともあったし、遊びたいなって思うこともありました。けど、先生がみんなに試合で海外をまわっていることを伝えてくれて。それで、学校のみんなも応援してくれるようになったんです。その期待に応えたいなという思いも生まれました。本当に先生と友だちに恵まれていたと思います」

「今は試合で勝つことが楽しいので、もっとレベルの高い選手と戦っても勝てる選手になりたいです」という松田さん。

誰でもチャレンジをすれば、壁にぶつかったり、心が折れそうになったりすることもあるはず。そんなときこそ自分を信じ、そんな自分を信じてくれる周りの人たちの支えを力に変えて前に進んでいくことができれば、新たな道を切り開けるのでしょう。


たしかに自信をもつことは簡単ではありません。しかし、「前から気になっていた場所に行ってみる」「興味のあることを友だちに話してみる」といった小さなチャレンジだったら、できそうな気がしてきます。
そんな経験の積み重ねを自信の裏付けに、さらに挑戦を続けること。そんなことを繰り返すうちに、自分でも知らないうちに他にはない“私らしい生き方”がつくりあげられていくはずです。