憧れのあの人に聞く!19の質問から紐解く「海外で夢を叶える」方法

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自らの道を切り開き、進み続けている憧れのあの人は、何を考え、挑戦しているのか。仕事やプライベートで好きなことなど“19の質問”をぶつけ、女性たちが自分らしく輝くためのヒントを探ります。今回は、マレーシアでキッズビジネスを立ち上げ、雑誌『AERA』(朝日新聞出版)で「アジアで勝つ日本人100人」にも選ばれた女性起業家・木村希さんにお話を伺いました。

Q1:今までの経歴は?

大学4年生のときに、マレーシアへインターンシップに行き、ホテルで日本人向けのVIP対応をしていました。空港で降り立ったその瞬間から、マレーシアのとりこになったんです! 大学卒業と同時にマレーシアに戻って、「Jkids Malaysia Playground & Kids Party」という子どもの遊び場を開設。ほかにも、子ども向けフォトスタジオやファミリーカラオケ、ベビー用品店を作りました。

Q2:昔からマレーシアに興味があったのですか?

まさか、どこにあるのかもしらなかったです(笑)海外に行ったことがなかったですし、英語もまったく喋れなかったので。でも、たまたまインターンシップで行って……飛行機のタラップを踏んだ瞬間に、“ここだな”って直感的に感じました。

-まさに直感ですね。
そう! 「マレーシアのどこが好き?」とよく聞かれるのですが、やっぱりフィーリングなんですよね。

Q3:昔から海外志向だったのですか?

全然。両親はパスポートも持っていないですし、私もずっと海外に興味がなくて……。親戚はマレーシアがどこにあるかもわからないので、いまだに私がジャングルに住んでいると思っていますよ(笑)

Q4:海外にインターンシップをしたきっかけは?

臨床心理士になるために大学へ進学したのですが、道のりが意外と長くて挫折。その後、バイトに明け暮れたりしたのですが、いろいろあって日本がイヤになったんです。私は秋田生まれ仙台育ちなんですが、田舎の閉鎖的な感じもイヤで、もう日本を出たいなって……。東京にインターンシップの斡旋会社があったので登録して、その1ヵ月後、縁があってマレーシアへ。マレーシアがどこにあるかもわからず(笑)まさかこんなに気に入るとも思っていませんでした。なので、“起業したい”という熱い想いがあったわけでもなく、単純に日本を出たいなと思ったのがきっかけなんです。

Q5:子どものころの夢はなんですか?

医者や弁護士など、周りから“すごい”と思われる職業を親戚からは勧められていました。でも、とくにこれという夢はなかったですね。

Q6:海外で起業と聞くと、ハードルが高そうに感じるのですが、実際はどうですか?資金はかかるものですか?

マレーシアはアジアのなかでもビジネスをするのに資金が必要な国ではありますね。会社を作るだけなら簡単ですが、就労ビザを取ったり、店舗を作ったりとなるとお金もかかるので、東南アジアのなかでもハードルは高いと思います。でも、逆に資金さえあればなんでもできる(笑)私の場合、インターンシップ時代に出会ったお客さんがビジネスパートナーになり、資金調達を手助けしてくれました。

Q7:ブログのプロフィールに“子どもはニガテ”とありますが、そんな木村さんが子ども向けの事業に着目したのはなぜですか?

現地の人たちと接するなかで、子どもの多さに気づきました。当時は、ショッピングモールや街にも子どもの遊び場がなくて……そんな現状を目の当たりにして、困っている人たちを助けたいなって思ったんです。

Q8:マレーシアで起業を決意したとき、どれくらい語学ができたのですか?

全然喋れなかったです。日本語しか喋れないなかで、マレーシアに行って、先にマレー語を覚えました。英語ができるようになったのはビジネスを始めてからですね。必要に迫られたので、自然と身に着いた感じです。

-まったく喋れなくて起業するってすごい挑戦ですね。
そこは心配していなかったですね。マレーシアは3種類の人種(中華系、マレー系、インド系)がいて、それぞれ母国語があるので、英語は第2言語なんです。なので、みんなもともとは英語が喋れない人たち。英語の取得に苦労しているのでたどたどしくても聞く耳をもってくれます。文法が間違っていても、通じればいいという考えなので、最初は私も単語とボディランゲージで交渉をしていました。

Q9:初めてマレーシアに降り立ったときと今、マレーシアへの印象は変わりましたか?

最初から“最高”だったので、今も変わっていないですね。
-最初の直感が当たっていましたね。
そうですね!

Q10:日本とマレーシアで働き方に違いはありますか?

基本的には9~17時なので、日本とは変わらないですよ。家族を大切にするので、仕事が終わったら速攻で家へ帰るといった感じです。退社時間の10分前にはみんな帰りだします(笑)

Q11:起業したいと思ったときに最初にやるべきことがあれば教えてください。

まずはビジネスをやってみること。なにかを売って、サービスを提供してお金をもらってみる。会社を作ることは後からでもできるので、お金を得る経験をしてみるのが一番大事だなって思います。

Q12:木村さん自身が起業してよかったなと思うときは?

よくもわるくも時間が自由ということ。息子を産んで2年間はマレーシアで一緒に住んでいたので、基本的には24時間息子といられるんです。息子といる時間や友だちと過ごす時間を自分でマネジメントできるのは、起業のいいところだと思いますね。

Q13:仕事の原動力はどこから湧いてくるのですか?

私、本当にマレーシアが好きなんですよね、そこだと思います。

Q14:休みの日の過ごし方は?

旅行に行くことが多いですね。子どもがいなかったころは、週末に2泊3日でふらっと旅行へ行ったり……。マレーシアへ来て9年目ですが、ほぼ毎月どこかしらへ旅行はしていました。

-その中で一番よかった国はどこですか?

どこかに行ってマレーシアへ帰ってくると、“やっぱりマレーシアがいいな”って思っちゃいます(笑)

Q15:バッグの中身を見せてください。

いつも持ち歩いているのはサングラス。トレードマークで、常に頭にかけています。

Q16:好きなものは?

キラキラしたものが好きです。今はネイルも、ラメ入りのゴールド。派手めなデザインがお気に入り。

Q17:プライベートでハマっていることがあれば教えてください。

子どもができてからは行けていないのですが、ダイビングが趣味で、ハマっているときは月に1回行っていました。

Q18:2019年をどんな年にしたいですか?

今年は私にとって、30歳になる節目の年。20歳のときに決めていたのですが、再出発の年にしようと思っていて……ビジネスもここにあわせて整理してきました。ベビー用品店を2店舗やっていたのですが、2018年の5月に閉めました。一旦、自分のもっていたものを手放して、2019年は新しいことをやろうかなって思っています。

Q19:自分らしく輝き続けるためには?

余裕ですね。マレーシアに行ったばかりの頃は、英語もできないし、マレー語もできない、文化もわからないで必死だった。今は9年経って、英語も文化も身に着いて“どこでも生きていける”根拠のない自信が着きました。そんな余裕が、自分らしく輝き続ける秘けつだと思います。

Cluster Belladonna Sdn. Bhd.CEO。山形大学在学中に5つ星ホテルのインターンとしてマレーシアに初来訪。11年に、子どもの遊び場「Jkids Malaysia Playground & Kids Party」を開設。

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