
気持ち良さにヤミツキ。腰のだるさをリフレッシュする簡単ヨガポーズ
一日仕事や家事をしていると、気が付かない間に体が縮こまっていることがあります。伸びをしたりストレッチをしたりするとリフレッシュできますが、仕事や家事に夢中になると、体のことには意識が向きませんよね。
だから、一日の終わりのリラックス時間に、固まった体をリフレッシュするポーズを取り入れてみませんか?
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、疲れからくる腰のだるさや、凝り固まった体をほぐし、心地よい眠りに誘うヨガポーズをご紹介します。
まずは体をほぐそう
年齢を重ねていくと、姿勢を支える背筋やお腹の奥の筋肉が衰えてきます。それに加えて、体は楽をしようと怠けた姿勢をとりがちです。すると姿勢の悪さや骨盤周りの歪みが定着し、肩こりや腰痛などの不調を引き起こしやすくなることも……。また、姿勢の悪さは骨盤の歪みを作りやすく、その歪みはお腹周りの贅肉の原因になることもあるといわれています。
また、凝りかたまった体のままでは、全体の緊張が取れず、眠るときも深くリラックスすることができません。
まずは、体の軸ともいえる背骨をひねって、かたまった背中から腰にかけてをほぐしていきましょう。
背骨をひねる「ワニのポーズ」
今回ご紹介するヨガポーズは、腰回りをひねり、外腹斜筋、内腹斜筋に刺激を与えます。怠けた筋肉を刺激することで、筋肉のアンバランスさを整えて、安定した骨盤を目指しましょう。
(1)仰向けに寝て両腕を左右に広げて下ろします。
(2)左足のひざを曲げ、左足の裏を右足のひざの上あたりに乗せましょう。

出典:https://gatta-media.com
(3)息を深く吸い、息を吐くタイミングで腰から下を右方向へひねります。
(4)頭から上半身は、反対方向の右へひねるようにして、無理がなければ後方を見ましょう。

出典:https://gatta-media.com
(5)自然呼吸で、リラックスしながら20~30秒ほどキープします。
(6)ポーズを解いて、仰向けで休みます。
(7)反対側も同様に行います。
(8)ひねりにくいと思った方向を、もう一度行いましょう。
右側、左側と、続けざまに行うよりも、片方ひねったら一度仰向けの状態で呼吸を整えリラックスし、その後で反対側を行うようにして。次のアクションを起こす前に、一度ゆるむ時間を入れることでよりリラックスできます。
身体のメンテナンスを少しずつ、ちょっとした時間で行うだけでも体の調子は違ってくるはず。ぜひ試しにやってみてくださいね。
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