
手持ち服に投入するだけ!春アイテムの簡単な取り入れ方<その1>
まだまだ寒い日が続いていますが、そろそろ冬物にも飽きてきた頃。
店頭にはすでに春物の商品が並ぶ中、何か欲しいけど結局何を買ったらいいのかわからず……なんて季節の変わり目って特に迷いますよね。
また、20代の頃は気にせず雑誌に載っているトレンドものを買っていればよかったけれど、大人になるとそういう訳にはいきません。
「若すぎていないか?」「長く使えるか?」「手持ちのベーシック服と合うのか?」などと、色々と考えて慎重になってしまい結局買えなくなってしまう。冒険できずにまた同じような服を買ってしまう……というパターンになっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、女性誌でスタイリストをしている筆者が、大人が簡単に取り入れられて、おしゃれに見える春アイテムと取り入れ方をご紹介します。
春色を取り入れる
まずはいつものベーシックカラーのお洋服にどこか1色“きれい色”を取り入れてみてください。
秋冬はダークカラーのお洋服がベースになっていたので気分も少し暗くなりがちに。
春夏はどこのブランドも明るいペールトーンからビビットな色味までたくさんの“きれい色”のお洋服を出しているので、自分に合う色味がきっと見つかります。
「きれい色」おすすめアイテムはスカート・スカーチョ
顔周りに色がくると顔の印象が変わってしまうので抵抗がある方もいると思いますが、ボトムスで取り入れると印象を変えることなく、どんな色でも似合います。
ただ、パンツだとうすい色を選んだ時に、スタイルを気にしなければいけなかったりするので、フレアやギャザーのスカートやスカーチョが取り入れやすくおすすめです。
こちらのスカーチョは筆者が『Sono』とコラボして作ったもの。
ママになるとなかなかスカートが履けなくなってしまったので、楽に動けるパンツだけれどきれい見えするスカーチョが欲しくて作りました。
ベーシックカラーのシンプルなリブニットにスニーカーという定番のカジュアルスタイルも“きれい色”を1点取り入れるだけで今っぽく見せてくれます。
トップスなら淡カラーやくすみカラーを
顔周りに色を持ってくる場合、淡い色味やくすんだ色味を選ぶと女性らしくやさしい雰囲気になります。
ボトムはうすいブルーのデニムや白、ベージュなどを敢えて合わせてワントーンコーディネートにしてもおしゃれにまとまります。
ペールトーンのミントグリーンのスウェットは『AURALEE』(私物)
『AURALEE(オーラリー)』は素材や色味にこだわっているので、スウェットなのに上品さが漂います。
くすみピンクのニットは『Mila Owen』(私物)
『Mila Owen(ミラ オーウェン)』にはトレンドカラーのアイテムがいつも揃っています。コスパも優秀。
くすみブルーのリブニットは『AURALEE』×『Ron Herman』(私物)
秋冬に引き続き春夏もリブニットが人気です。ベーシックなのに袖がほんのりフレアになっているところが今っぽい。
くすみピンクのニットを使った着こなし
冬物のコートに春色のインナーを取り入れるだけで、ぐっと春らしい着こなしになります。
“色”には着るだけで気分が上がる不思議なパワーもあるので、大人の女性にもぜひおすすめです。どんな色を着たらいいのか迷ったら、まずは大好きな色、自分の気分のあがる色を選んでください。
無理に似合う色を探すよりも、アイテムの選び方次第でどんな色も着こなすことができます。今までは“色”に抵抗があった方もぜひ今季はチャレンジしてみてくださいね。
次回は、小物を使った春アイテムの取り入れ方をお届けします。