GATTA(ガッタ) > society > モチベーションが最大の武器!? 逆境を乗り越える「やる気」の高め方
society

モチベーションが最大の武器!? 逆境を乗り越える「やる気」の高め方

2017.09.28 22:00

あなたは常に何かに挑戦しようとするタイプでしょうか。それとも、現状維持を心がけるタイプですか。

自分にとって高い壁を乗り越えようとするのは、とても勇気がいることですよね。その一歩を踏み出すためには、自身の“やる気”が必要不可欠です。

しかし、どうにも“やる気”がでないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、児玉光雄 著『逆境を突破する技術「折れない心」を科学的に習得する極意』を参考に、逆境でも“やる気”を高めるためのヒントをご紹介します。

 

モチベーションの4つの系統を理解する

“モチベーション”って、よく聞く言葉ですが何となく使っていることも多いのではないでしょうか。じつは、モチベーションには4つの系統があるのです。

・緊張系モチベーション

・希望系モチベーション

・持論系モチベーション

・関係系モチベーション

緊張系モチベーションとは、プレッシャーやストレスによって発生するモチベーションのことです。期限が設定されていることや、「絶対にやらなければならない」という気持ちから生まれてきます。

次に、希望系モチベーションは、夢や希望に向かって突き進もうとするときに発揮されるモチベーションです。一般的に“モチベーション”は、こちらの意味で使われることが多いと思います。

持論系モチベーションは、「自分のやり方でやりたい」というモチベーションのこと。

最後に、関係性モチベーションは協働で何かを成しとげようとするときに発揮されるものです。

どのモチベーションが自分に合っているかはひとそれぞれ。まずは、自分の“やる気”を高めるモチベーションがどの系統に当てはまるのかを見つけところから始めましょう。自身の“やる気”を高めるモチベーション系統を見つけることは、逆境を乗り越えるための大きな武器になります。

 

「いつか」ではなく期限を決めて行動を起こす

4系統のモチベーションの中でも、緊張系と希望系は対照的なモチベーションだといえます。

自分の夢や目標について考えることは、希望系モチベーションの典型です。しかし、「いつかやろう」や「そのうちがんばろう」という気持ちのまま、何年も夢を見続けているだけ人もいるのではないでしょうか。具体的な行動がともなわなければ、夢が叶うことはありません。

 

行動を起こすには、期限や危機感を加えることが行動力を加速させるカギになるのだそう。希望系モチベーションに、期限や危機感から発生する緊張系モチベーションが加わることで、より強固なモチベーションになるのです。

 

【参考】

※ 児玉光雄 著『逆境を突破する技術「折れない心」を科学的に習得する極意』(SBクリエイティブ刊)

【画像】

※ Dirima / shutterstock


【関連記事】

※ どうも集中できない…そんなときに試したい集中力を高めるコツ

※ プレッシャーやストレスを味方にする「レジリエンス」の身につけ方

  • URL
  • Instagram
フリーライター
ある人の書く文章に励まされるうちに自分も誰かの心の支えになれるような文章を書きたいと思うようになったことがきっかけで、2013年から女性向けコンテンツに関するライティングとリサーチ業務を行うフリーランスに。

From平山稀衣子・・・
「誰かの視線や気持ちを尊重するために自分の気持ちを抑えつけ専業主婦をした経験があります。「このまま好きなことができずに人生が終わるのは嫌だ!」と強く感じ、好きなことを始めました。それが、私にとっては文章を書くことでした。ありのままの自分を大切にすることで、人生が思わぬ方向へ進んでいきました。仕事や恋愛、結婚・出産など、女性は人生を大きく変える選択をしなければならない場面がたくさんありますが、どんな選択をするとしても、“自分らしさ”を忘れないで欲しいです。」