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自分のせいだと落ち込まないで。不運な出来事から立ち直るためのヒント

2017.09.27 20:00

不運な出来事が起きた時、あなたはどうしていますか? ただただ、落ち込んでしまうという人も多いのではないでしょうか。

現代の日本には、“自己責任”という考え方が人々の間に強く根付いているように感じられます。たしかに、自分の人生に責任を持つという意識があるからこそ、向上心を持って物事に取り組むことができるという面もあるでしょう。しかし、人生には自分の力ではどうしようもない不運な出来事に見舞われることも少なくありません。

そんな時に、どうやって気持ちを立て直すのか。今回は、児玉光雄 著『逆境を突破する技術「折れない心」を科学的に習得する極意』を参考に、不運な出来事から立ち直る方法をご紹介します。

 

真面目な人ほど落ち込みやすい?

テキサス大学(米国)のジェラルド・メタルキス博士は、試験で悪い点数を取った学生を対象に“落ち込んだ気分をどの程度引きずるのか”を調査しました。

その結果、“自分の努力が足りなかった”“自分には才能がない”などと回答した学生、つまり自分の責任を強く感じている人ほど、落ち込んだ気持ちを引きずる傾向にあることが判明したのだそう。

反対に、“試験が難しすぎた”“先生が意地悪な問題を出した”“教室が蒸し暑くて集中できなかった”など、試験が悪かったのは自分以外の責任であるとした学生は落ち込みが小さく、しかも短期間で回復したのだそうです。

 

不運な出来事から立ち直るために

良くない出来事の原因を自分の努力不足であると考えてしまうと、そこから抜け出すことは容易ではありません。

しかし、自分以外の環境のせいにすれば、“次やればきっと成功する”と自然に気持ちを切り替えることができるのです。

どんなに努力しても上手くいかないことはありますが、何度も失敗することは、逆境耐性を身につけレジリエンス(復元力)を高めることにつながると考えられています。セルフイメージを必要以上に低くしないこと、一旦失敗した原因を外におくことで“自分はダメだ”と思い込まないようにすることが大切なのです。

 

人生の中で不運な出来事に見舞われた時、それによって自分に失望したり必要以上に落胆することはありません。本当に重要なのは、その状況をどのように乗り越えるかということです。自分のせいにしてしまうと、強い挫折感からスランプに陥ってしまうこともあるのだそう。

良くない出来事が起こったとき、解釈を変えて落ち込まないようにコントロールすることが、自分らしく生きることへつながっていくのではないでしょうか。

 

【参考】

※ 児玉光雄 著『逆境を突破する技術「折れない心」を科学的に習得する極意』(SBクリエイティブ刊)

【画像】

※ Christopher Campbell / unsplash


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フリーライター
ある人の書く文章に励まされるうちに自分も誰かの心の支えになれるような文章を書きたいと思うようになったことがきっかけで、2013年から女性向けコンテンツに関するライティングとリサーチ業務を行うフリーランスに。

From平山稀衣子・・・
「誰かの視線や気持ちを尊重するために自分の気持ちを抑えつけ専業主婦をした経験があります。「このまま好きなことができずに人生が終わるのは嫌だ!」と強く感じ、好きなことを始めました。それが、私にとっては文章を書くことでした。ありのままの自分を大切にすることで、人生が思わぬ方向へ進んでいきました。仕事や恋愛、結婚・出産など、女性は人生を大きく変える選択をしなければならない場面がたくさんありますが、どんな選択をするとしても、“自分らしさ”を忘れないで欲しいです。」