
人生変わる!? やりたいことがない人へ贈る「好きなこと」の見つけ方
「やりたいことがない」「仕事につながるような好きなことが見つからない」という人は少なくないのではないでしょうか。
たしかに、好きなことを仕事にすることは難しいかもしれません。でも、それは今自分が持っている夢や趣味を仕事にしようとしているからではないでしょうか?
もちろん、今持っている夢を叶えることは素敵ですが、それではやはり選択肢が少なくなってしまうのです。だったらまずは好きなことを増やして、その中から仕事にできそうなものを選ぶという方法はどうでしょう。“好きなこと”を仕事にするチャンスは誰にでもあるのです。
そこで今回は、角田陽一郎著『「好きなことだけやって生きていく」という提案』を参考に、好きなことの見つけ方をご紹介します。
自分で体験するクセをつける
人は、知らないことを好きになることはできません。好きなことが見つからないと悩んでいる人は、とにかく気になることや知らないことがあったら、まず検索してみて。そのときに気をつけたいのは、他人の“つまらない”という評価に惑わされないということ。
誰かがつまらないと思ったことでも、自分にとってはすごくおもしろく感じることだってあるのです。また反対に、誰かがおもしろいといったもの、自分が少しでも興味をもったものは、できるだけ早く体験したり、見たり聞いたりしてみましょう。
たくさんの情報にふれることで、自分が本当に好きなことを見つけることができるのです。
仕事を自分事化して取り組む
仕事をしている人の意識は、大きく3つにわけられるのだそう。それは“当事者意識”と“お客さん意識”と“被害者意識”です。
“当事者意識”を持っている人は、あらゆることを“自分事化”でき責任感を持って仕事ができるのだそう。
一方で“お客さん意識”を持っている人は、与えられた以外の仕事に取り組もうとはせず、自分の仕事を他人事のように感じているのだとか。さらに“被害者意識”をもっている場合は、常に“仕事をやらされている”と感じているので、能率が悪いのはもちろん仕事の時間が苦痛でたまりません。
仕事をしていれば誰にでも、「なんでこんなことをしなきゃいけないんだ」と思ったことがあるのではないでしょうか。自分でも気づかないうちに“被害者意識”は芽生えてしまうのかもしれません。あらゆることを“自分事化”して考えることで、今の仕事も“好きなこと”に変えていくことができるはずです。
【参考】
※ 角田 陽一郎著『「好きなことだけやって生きていく」という提案』(アスコム刊)
【画像】
※ Aleshyn_Andrei / shutterstock
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