
会話は第一声で8割決まる!? 上手なコミュニケーションの共通点とは
好きなことをやろうとしても、自分ひとりでできることには限界があります。重要なのは、周囲を巻き込んで味方につけること。そのためには、自分のアイデアの魅力を、たくさんの人に伝えなくてはいけません。
そこで今回は、角田陽一郎 著『「好きなことだけやって生きていく」という提案』を参考に、想いをうまく伝えるコツをご紹介します。
会話は第一声で8割決まる
仕事でのプレゼンや面接など、緊張していたり自分に自信がなくて萎縮してしまったりすると、つい声が小さくなってしまったり早口になってしまう、そんな経験はありませんか?
想いを伝えるときのポイントのひとつは“一言目から、はっきり滑舌よくしゃべる”こと。
“第一印象が人の評価の8割を決める”といわれますが、会話の中でも第一声が評価の8割を決めてしまうのだそう。第一声が小さかったり不明瞭だったりすると、話している相手に“自信がない”“考えがまとまっていない”という印象を与えてしまいます。
逆に、第一声からはっきりと滑舌よく話せれば、話の内容をしっかり伝えることができ、“自信がありそう”“いいアイデアかもしれない”と思ってもらえるのです。
伝え上手は相手を気持ちよくさせる
誰だって話していて不愉快な気持ちになる人とは距離を取りたくなるもの。伝え方のうまい人は“相手を気持ちよくさせる会話ができる人”であるともいえます。
仕事の交渉や何か商品を勧められたときに、一見こちらに利益があるような発言をしていても、実はまったくメリットがなく発言者だけが得をするという話はよくありますし、普段の会話の中でも、ついつい自分の話したいことばかり話す人っていますよね。もしかしたら、心当たりのある方もいるかもしれません。
まずは自分の“伝えたい”という気持ちを一度脇に置いて、伝えられる側のことを考えてから発言する。そう意識するだけで、相手に与える印象がずいぶん変わるのではないでしょうか。
誰かに何かを伝えたいときには、伝える内容ばかりでなく、その相手をきちんと見つめていくことが大切。自分のアイデアを叶えるために、ぜひ実践してみてくださいね。
【参考】
※ 角田 陽一郎著『「好きなことだけやって生きていく」という提案』(アスコム刊)
【画像】
※ Aleshyn_Andrei / shutterstock
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