
今さら聞けない!? 美容師が教える正しい髪の乾かし方
髪質は人それぞれ。しかし、毎日のドライヤーを正しくすることで、少しでも理想のヘアスタイルに近づくことは可能なんです。
そこで今回は、美容師である筆者が、知っているようで意外と知らない髪の乾かし方の基本をご紹介します。
アウトバスをつけましょう
アウトバスは大きくは分けてミスト、ミルク、オイルの3種類。ミストは軽めの仕上がりが好きな方や毛先がべたつきやすい方に、ミルクはしっとり仕上げたい方や乾燥して毛先に水分が足りていない方に、オイルは毛先が絡まりやすい方やサラサラに仕上げたい方におすすめです。
自分の理想の髪質やイメージに合わせて一番合っているものを選んでみて。担当の美容師さんと話し合って決めるのもおすすめです。
まず前髪から乾かしましょう

出典:https://gatta-media.com
一番短い髪で、細くクセが出やすい前髪はまずはじめに乾かしましょう。お風呂上がりすぐに乾かさないとクセが出たまま乾いてしまい大変なことに。
乾いてしまったらもう一度濡らさないとクセが取れない……ということになるので要注意。
次は根元を乾かしましょう
前髪が乾いたら次は根元。もみあげあたりの根元の髪の“毛流れ”をまず見てください。前に向いている方は前から後ろに向かって、後ろに向いている方は後ろから前に向かって乾かして。生えグセを取りながら根元を起こすことで、ハネたりせずにきれいにまとまってくれますよ。
トップの髪は分け目をつけずにジグザグ動かすように乾かしてしてあげると、きれいにボリュームが出ます。
毛先は上からドライヤーを当てて
毛先は根元のドライヤーの余熱で6割くらい乾いてる状態がベスト。髪の量が少なくダメージも受けやすい部分なので、乾かしすぎに注意しましょう。
髪のキューティクルは下向きに生えているので、少し引っ張りながら上からドライヤーを当てて。髪にツヤが出てまとまりもよくなります。
最後に冷風を当てて完成

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冷風を当てるとキューティクルが締まりツヤ髪に。手ぐしで内側からとかしながら風を当てて完成です。お好みでブローしたりコテを使って巻いてもOK。
普段何気なくしていることが髪を傷めたり理想の仕上がりにならない原因になっている可能性も。もう一度基本の乾かし方をマスターして、毎日のスタイリングが楽しくなるようなヘアを目指しましょう。
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