
痩せたい…そんなときプロは「プランクポーズ」で体幹を整える
痩せやすい体を作りたい。お腹も引き締めたいし、全身もシェイプしたい。そんな相談を受けるときに、ヨガインストラクターの筆者が提案するのが“プランクポーズ”です。
そこで今回は、体全体を使って体幹を整えることを目指すプランクポーズのコツを教えます。
めんどくさいエクササイズは続けにくい
痩せたい、体を整えたいと思ってはじめるエクササイズ。けれど、何種類ものエクササイズを日によって使い分けたり、正しくできているのか判断したりするのは難しいもの。
ヨガのレッスンに通っていたり、ジムでトレーナーさんについて指導してもらっていたりするわけではない場合は、不安をどこかに抱えたままでチャレンジしている方も多いはず。
特に何種類ものエクササイズをこなそうとすると、モチベーションの高い最初のころは楽しくても、だんだんと日々の忙しさに紛れてやらなくなってしまうのがオチ……。
プランクポーズはコツがある
オススメするプランクポーズは、キツイけれど体全体をしっかり使うことができます。ただ、体に効かせるためには正しく行う必要があるのもこのポーズのポイント。
大切なのは骨盤の位置や背中の使い方。ポイントをしっかり押さえてチャレンジしてみましょう。
プランクポーズをやってみよう
(1)四つん這いの姿勢からスタートします。両手は肩幅に開き、両足は腰幅程度にします。
(2)両足を後方へ伸ばし、腕立て伏せをする時の姿勢を作りましょう。
(3)腰の位置を反らさないように、床と平行にします。このときお腹の上部、下腹部を引き締め、さらに手でしっかりと床を押し、背中と肩甲骨の力を利用して腕を支えましょう。首がすくむと腕だけに体重が乗りポーズが崩れてしまうので注意!
(4)頭から足までを一直線のラインで揃えるようにして調節しましょう。

出典:https://gatta-media.com
(5)バランスが取れたら、右足を引き上げ、頭から右足までを一直線のラインに揃えます。お腹の力を抜かずにキープしましょう。
(6)5秒キープしたら足を下ろし、反対側も同様に行います。

出典:https://gatta-media.com
(7)左右を交互に持ち上げ1セットとし、3〜5セット行います。
骨盤の位置がとても大切なプランクポーズ。腰を反らしてしまうと、余計にしんどいポーズになってしまいます。また、お腹の力が抜けてしまうと、腰を痛める可能性があるだけではなく、腕だけに力がかかってバランスを崩してしまうので要注意。
一直線上のラインに体を揃えることを意識して、チャレンジしてみてくださいね!
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