
化粧のりが違う!美肌のプロが教える正しい洗顔のポイント5つ
朝メイクをしたときに「今日はなんだか化粧のりが悪いな……」という日、ありませんか? 体調や気分と同じくお肌もその日によってまったく違う状態なのに、毎日同じ洗顔をしていては化粧のりが良い日と悪い日があって当然! ただ洗っていればOKなんて思っていたら大間違いなんです。
そこで今回は、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、押さえておくべき洗顔のポイントを5つご紹介します。
このポイントを知っているといないとでは、メイクの仕上がりもまったく違うものに! あなたの普段の洗顔方法を確認しながらチェックして。
1:まずは手を清潔に
意外と忘れがちですが、洗顔をする前に手は必ず洗って清潔な状態にしておきましょう。汚れたままの手で洗顔をすると雑菌を塗り広げているのと同じ。
あなたは大丈夫ですか? 心当たりがあったら、今日から改善しましょう。
2:基本はぬるま湯で
いつもの洗顔は冷たいお水、ぬるま湯、熱めのお湯、どれで洗顔していますか? 洗顔はぬるま湯がオススメ。
なぜなら、寝ている間にもお肌は皮脂を分泌しているため汚れが付着しているから。油汚れのある洗い物をするとき、水よりお湯の方がキレイに汚れを落とすことができますよね? それと同じで皮脂などの汚れを落とすためには、ぬるま湯の方が適しているのです。
3:乾燥を感じたら水洗顔に
ぬるま湯は汚れを落とすことには適していますが、乾燥しているお肌の場合は必要な皮脂まで落としたくありません。乾燥を感じたときは、水洗顔に切り替えましょう。
4:ベタベタな朝は泡で早軽洗顔
今朝のお肌はなんだかベタベタする……と感じた日は洗顔フォームを使用してもOK。とはいえメイクオフではないので、ササっと洗う早くて軽めの早軽洗顔がオススメ。しっかり洗顔フォームを泡立て、皮脂分泌が盛んなTゾーンから泡をのせていきましょう。そこから顔全体に泡を広げていき、ぬるま湯でサッと洗い流してください。
このときも、擦らず優しく丁寧にが鉄則です。
5:洗顔料は逆さにしても落ちないくらい泡立てる
筆者も行っている、洗顔料の正しい泡立て方をご紹介します。
キメ細かい泡にするため洗顔料に水を少しずつ足していきましょう。泡立てネットを使っても良いのですが、衛生面を考えると使用後しっかり乾かすなど管理が少々面倒なので、忙しい方には手で泡立てるのがオススメ。
少しずつ水を加えながら生クリームのようになるまで手のひらでくるくると泡立てていきます。
こんな感じに逆さまに向けても落ちずもっちりとした泡ができたら、キメの細かい泡が完成したサイン。慣れないうちは少し時間がかかるかもしれませんが、コツさえ押さえれば簡単にこの泡を作ることができるようになります!
その日のメイクのりを決めるのは洗顔とスキンケアといっても過言ではありません。最初のうちは分かりにくいかもしれませんが、毎日意識的にお肌の状態をチェックすることで、だんだんと自分のお肌の状態がわかるようになってくるはずです! ぜひ今日からはじめてみてくださいね。
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※ Voyagerix / shutterstock