
体の変化が気になるアラフォー女性や産後ママにおすすめのヨガポーズ
出産を経験したり年齢を重ねたりすると変化していく体。「今まで通りの生活を送っているのに、なんだかたるんできた……。気になる部分のぜい肉が落ちにくくなった……。これって痩せにくくなっているってこと?」
と、体の変化に薄々気づいているけれど対策が分からずにいるアラフォー女性や産後の体型をもとに戻したいと思っている女性は、もしかしたら姿勢を正しく支える筋肉が弱っているのかもしれません。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、美姿勢を保つヨガポーズをレクチャーします。
「正しい姿勢」を目指そう
年齢を重ねて、昔より筋肉が落ちたなと感じたり、妊娠中に大きく変化した体を戻すのに苦労している方は、今の姿勢を見直してみるといいかもしれません。
ここでは体に負担をかけず、バランス良く全身の筋肉を使える状態を“正しい姿勢”と定義します。
正しい姿勢の大切な要素のひとつは骨盤の歪みがないこと。骨盤を支える筋力が萎えると、骨盤が前傾したり後傾したりして姿勢が悪くなります。骨盤が不安定になると反り腰や猫背といった、体に負担のかかる姿勢が定着し、ぽっこりお腹や背中の贅肉がつきやすい体型になりがち。
これを改善するには、姿勢を保つ筋肉を目覚めさせるヨガポーズがオススメです。
体幹を意識した簡単エクササイズ
(1)四つん這いの姿勢になります。このとき、腰が反らないようにお腹に軽く力を入れておきましょう。

出典:https://gatta-media.com
(2)お腹に力を入れたまま右腕を前方へ、左足を後方へ伸ばし、体の真ん中に一本の軸をイメージして、胴体が真っ直ぐになるように意識しましょう。
(3)10秒キープします。
(4)腕と足を下ろして四つん這いの姿勢に戻ります。
(5)反対側も同様に行います。
(6)交互で1回とし、10セット行いましょう。
ポーズをとるときのポイント

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お腹が反ってしまうと、骨盤が安定せず腹筋や背筋にも上手に刺激を与えられません。お腹に力を入れて、腰が反らないように意識しましょう。

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お腹に力を入れる感覚がいまいち分からないなと思う方は、お腹を軽く丸めるようにすると、力が入りやすくなりますよ!
最初はフラフラして安定しない難しいポーズで、足の力に頼ってしまいがち。少しずつ背筋、お腹、腰回りをバランス良く使えるようになってくるので、体の変化も楽しみつつ続けてみてくださいね!
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