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ひとつの選択肢に。生理前・生理中の重い体を楽にするヨガ的ケア法

2017.07.30 21:00

生理前の重だるい体と、生理中の不快感は夏の時期には辛いものです。生理の症状は人によってさまざまで、寝つきが悪くなる方、中には生理期間には体調まで崩してしまう方も多いのでは?

不調を感じるときは、薬やサプリメントと上手におつき合いしながらも、ナチュラルな方法でケアをすることも試してみたいなと思う方、ヨガ的アプローチはいかがでしょう。

そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、生理中の体をケアするヨガポーズをご紹介します。

 

寝つきが悪い夜にもオススメ

生理中は下腹部が重たく、足の付け根に違和感を覚える人が多いそう。普段よりもむくみやすく、下半身の循環が悪くなるので不快に感じやすくなることも。

そんなときは、骨盤や足の付け根の股関節をほぐすのがオススメです。生理中ではなくても、何となく寝付けない夜にも○。

 

股関節を開く「マーラー・アーサナ」

マーラーとは“花輪”という意味を持ち、花輪のポーズとも言われます。マタニティヨガでもよく見かけるこのポーズは、股関節のストレッチにぴったりです。

(1)両足を開いてしゃがみます。

(2)足首が硬い方は、かかとが床につきにくいので、かかとの下にクッションなどを置いて高さを調節しましょう。

出典:https://gatta-media.com

(3)両足の間に両腕を入れて、足を左右に開きます。

(4)両手を合掌し、両ひじをひざの内側あたりに当て背中と腰を引き上げ、上半身を伸ばしていきましょう。

(5)同時に腕で両足を開くようにして、足の付け根をストレッチしましょう。

出典:https://gatta-media.com

 

ポーズをとるときのポイント

出典:https://gatta-media.com

両足の指先を外側へ向け、しゃがみやすい体勢を作ります。背中を引き上げると自然と腰や骨盤が立ち上がり、自然と腕が足を開く形になりますよ。

腕の力だけで足を開こうとせず、背中と腰を使いましょう。

 

寝付けない夜や、生理中のスッキリしない腰周り、下半身の違和感を感じるときに試してみてくださいね。

ヨガセラピスト / ラジオパーソナリティ
『マナヨガ』代表。20代の頃ストレス過多でぜんそくが再発したことをきっかけにヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

From yuuka・・・
「ヨガはものの考え方、捉え方をシフトチェンジするツールです。人はどうしても“足す”ことで美しさや自己実現をしていこうとしてしまいがちですが、ヨガは体を通して心のあり方に気づき、本来の自分らしさを知り、“私には何も足りないものはない”そのままで尊い存在なんだということに気がつかせてくれます。
まずは自分の体を好きになることで、生きやすくなる。自分を好きになる。そんな気持ちを受け取っていただけたらと思います。」