
ちょっとした違いだけ!? わざとらしいと思われないほめ方のコツ3つ
人間関係を円滑にするうえで相手を“ほめる”ことは大切。そうわかっていても、何だかわざとらしくなってしまったり、お世辞だと思われてしまったり。
日本人は世界の中でも、ほめることが苦手だといわれているのだそう。せっかくなら、相手に心から喜んでもらえるように気持ちを伝えたいですよね。
そこで今回は、原 邦雄 著『たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法』を参考に、ほめ上手になれる3つのコツをご紹介します。
1日に10秒だけ思い浮かべる
いつもお世話になっている会社の先輩や同僚、家族や身近な人たちの好きなものを知っていますか? いつも一緒にいるのに、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。
相手のことを深く知ることは、ほめるためのプロセスとしてとても大事なことなのだそう。誰かのことを知るために、まず1日に10秒だけでもいいので相手のことを思い浮かべてみましょう。
相手のことを知ろうとする心が、ほめ言葉を考える前に必要な第一歩なのです。
相手の目線で「行動」をほめる
相手のことがわかってきたら、次は相手の立場で考えてみることが重要です。主語が自分のままでは本当に相手をほめることはできません。
ほめるときには、相手が一番大切にしていること、頑張ってることをきちんと認めてあげること。そうすれば、ほめ言葉の魔法がかかりやすくなるのだそう。
そして、もう一つ心がけたいことは、結果ではなく“行動”をほめること。行動をほめることは、相手の人間性や考え方を肯定することにつながっているからです。
手紙で伝えるのもアリ
時間がなくて、直接ほめ言葉を伝えるのが難しい場合もありますよね。そういうときには、手書きのメッセージが効果的。
メールやメッセージアプリで連絡するのが当たり前になっている今、直筆の手紙をもらうととてもうれしい気持ちになりませんか?
また、手書きだからこそ筆跡から書き手の感情や気持ちが伝わることも。大切な人へ送るなら、ぜひ手書きのメッセージで感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
相手のことをもっと知りたい、大切にしたいという気持ちを言葉にするのがほめ言葉。この3つのコツを実践して、あなたもほめ上手になってみませんか。
【参考】
※ 原 邦雄 著『たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法』(アスコム刊)
【画像】
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