
ハワイ初心者も楽しめる!新しくなった「プリンス ワイキキ」滞在レポ
日本人にとって、女子旅、家族旅行、結婚式やハネムーンまで、季節を問わず、人気の旅先である、ハワイ。
旅行サイト『エクスペディア』のアンケート調査によると、ハワイにもう一度行きたいと答える人の割合は、なんと94%という結果になっているそう。7月の三連休に行われた『ハワイエキスポ2017』でも、筆者は初日の朝イチの時間に訪れたにも関わらず、1時間待ち(!)ほどの長蛇の列となっていて、ハワイ人気の高さにあらためて驚いた次第です。
そんな堅調な観光客の増加に伴い、ハワイでは今、多くの有名ホテルが需要のさらなる増加を見越し、2016年から2017年にかけて続々とリニューアルオープン。
その中で、筆者は今回、2017年4月1日にリニューアルオープンしたばかりの、ワイキキエリアとアラモアナエリアのほぼ中間に位置するオーシャンフロントホテル『プリンス ワイキキ』に宿泊しました。もともと『ハワイプリンスホテルワイキキ』として、長い間親しまれてきた日系ホテルです。
モダンで開放感あふれるロビー
到着してすぐに、筆者の心が躍ったのが、開放的なロビー。
天井を見上げると、水面に映える太陽と、ヒナナフィッシュの群れを表現した銅板が吊るされています。その数、なんと800個以上! この銅板は、ハワイ出身の前衛芸術アーティスト『カイリ・チュン氏』によるアイディアだそう。

出典:http://jp.hawaiiprincehotel.com
ヒナナフィッシュとは、鮭と同様に川で生まれて海で育ち、また川に戻ってくるハゼの一種。“この魚たちのように、お客様にまた戻ってきてほしい”という願いから、銅板を『プリンス ワイキキ』の従業員のみなさんが、手作りして並べたのだとか。
ほかにも多くのアート作品が飾られていて、ロビーだけでも何時間もゆっくり過ごせそうな、モダンで洗練された空間です。

出典:https://gatta-media.com/
2Fに設けられているビジネスセンターも、ライブラリーのような居心地の良い空間になっているので、観光の合間にメールチェックをしたり、ハワイの本を手に取って眺めたりと、ゆっくり過ごすことができますね。
日系ホテルならではのうれしい配慮
全室がオーシャンフロントの客室は、海や砂がイメージされた落ち着いたカラーでまとめられています。壁に大きく描かれているのは、“ナイオ”と呼ばれるハワイに生息するお花です。

出典:http://jp.hawaiiprincehotel.com
『プリンス ワイキキ』はラナイ(バルコニー)がありませんが、その分客室のスペースが広く造られているのだそう。床から天井までガラス張りの窓上部を開ければ、爽やかな風を感じられます。

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バスルームは、バスタブが広く、深いことも、日本人にはありがたいポイント。シャワーブースにはハンドシャワーが完備され、トイレもウォッシュレット。小さなお子さん連れのファミリーや、ご年配の方々にとってもうれしい配慮が随所に見られ、日系ホテルならではのありがたさを感じます(涙)。

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アメニティはハワイのコスメブランド『Malie Organics(マリエ・オーガニクス)』の、『Koke’e(コケエ)』シリーズ。プルメリアのお花の香りが知られているかと思いますが、プルメリアは少し好き嫌いのある香りという印象もあります。その点、コケエの生命力に満ちた、瑞々しいグリーンの香りは、誰もがほっと安らげる香りではないでしょうか? たっぷり入ったバスソルトを毎日補充してくださるのも、感激しました。このような細かいおもてなしが、プリンススタイルの魅力だなとしみじみ……。

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充実のホテルアクティビティ
『プリンス ワイキキ』は、ハワイ文化に触れられるアクティビティーや、エクササイズプログラムが豊富なのが、ファミリーにうれしいところ。
例えば、毎週水曜・金曜の朝には、5Fのデッキで無料でフラレッスンが行われています。フラ(ハワイ語でダンス)は想いや感情を体で表現するダンスで、ハワイアンミュージックや詩と組み合わせ、古くからの伝統や物語を伝えているものです。

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そのほか、曜日や時間によって、朝陽を浴びながらのウォーキングや、太極拳のレッスンに参加できるので、暮らすようにハワイに滞在できます。

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5Fには、ハワイでは珍しい、目の前に絶景が広がるインフィニティ―プールがあり、プールサイドでは、ヨットハーバーを眺めながら、食事やカクテルなどが楽しめますよ。

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筆者のおすすめは、サンセットの時間に合わせて、プールサイドのチェアをキープすること! しばし美しい景色を眺めた後は、近くで打ち上がる花火(※毎週金曜のみ)まで、特等席で見られるというラッキーなおまけ付きです。

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施設やアクティビティが充実したホテルなら、あまりマリンスポーツなどができない小さなお子さん連れのファミリーやご年配の方も、ハワイの魅力を存分に感じながら、ホテルステイを満喫できるのではないでしょうか?
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