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パラベンフリーってよく聞くけど、そもそもパラベンって何?

2017.06.28 22:00

パラベンと聞いて、どういうイメージを思い浮かべますか? ただ皮膚への刺激があって、良くない添加物だと思っている方もいるかもしれませんが、絶対に不要なものとは言い切れない側面も。

そこで今回は、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者がパラベンの正体についてと、そのメリット・デメリットについてご紹介します。

 

パラベンの正体は?

パラベンとは、パラオキシ安息香酸エステルの略称で、化粧水やクリームなどの基礎化粧品から日焼け止め、フェイスパウダーにも入っている防腐剤のひとつ。多くの化粧品に含まれていることから、パラベンという言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。

化粧品にはアミノ酸をはじめ、カビや微生物のエサになってしまう成分が配合されているものもあります。微生物が繁殖してしまった化粧品を使用すると、肌トラブルの原因となってしまうことも。だから、腐敗を予防して品質を安定させ、消費期限を長期化させるために防腐剤が含まれているのです。

 

パラベンには種類がある?

敏感肌であることや、成分にこだわりたいという理由で、肌への刺激を懸念してパラベンを敬遠する方もいるでしょう。もちろん一般消費者の方だけでなく、化粧品メーカーですらパラベンを使用しないところもあります。

そんなパラベンですが、抗菌性と肌への刺激性が強いものから、抗菌性も肌への刺激性も弱いものと種類があるのです。

抗菌性が強い順に、ブチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、メチルパラベンとされており、化粧品には抗菌性も皮膚刺激性も少ないメチルパラベンが配合されていることが多いです。

 

パラベンフリーは防腐剤不使用ってこと?

防腐剤は一方的に有害とも言い切れませんが、お肌が敏感なときは防腐剤が含まれていないコスメを使用したいと思う方が多いでしょう。ここがちょっとした落とし穴。

“ノンパラベン”や“パラベンフリー”と謳っている商品を手に取って防腐剤フリーと安心している方、それは要注意です。パラベンフリーと謳っていても、代替となる他の防腐剤を配合している場合があるんです。

じゃあどんな商品を選べばいいの?と疑問に思いますよね。肌が弱っていて今は防腐剤を配合していない商品を使用したいという方は、成分表示欄をチェックして、“防腐剤フリー”と表示されているものを選ぶようにしましょう。

 

防腐剤は化粧品の品質の状態を安定させ、化粧品劣化による肌トラブルのリスクを避けるためには必要な物質でもあります。しかし今は防腐剤を使用せずとも、保湿剤の組み合わせで抗菌性を高める技術も進んでいます。

防腐剤が配合されているもの、いないもの、どちらにせよご自身のお肌に合うものを選び抜くことが大切です。ご自身のお手入れのペースも考慮して、今後の化粧品選びの参考にしてみてください。

【参考】

※ コスメの教科書

※ 化粧品成分ガイド(第6版)

【画像】

※ Anna Ok / shutterstock

美肌研究家 / コスメコンシェルジュ
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。鏡を見るのも嫌になるほどの肌トラブルを体験するも、諦めず独自の美容法で肌トラブルを克服したことをきっかけに美肌研究をスタート。自身が体験したような辛い思いをする人をなくしたいという想いでスキンケアブランドを立ち上げた。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。

From 杉本由美・・・
「美しくなるために無理をすると、自分らしさを見失ってしまいがちになります。素敵なところはいっぱいあるはずなのに、自分の良いところが見えないことは悲しいこと。だから、毎日を楽しみながらキレイになれる方法をGATTAでたくさんの方と共有していきたいと思っています!」