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ついつい言っているかも…!ビジネスシーンでの「NG言葉遣い」11選
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「させていただく」もダメ!? ビジネスシーンでの「NG言葉遣い」11選

2018.07.27 22:00

ビジネスシーンで大切にしたい、“マナー”。特に日頃のコミュニケーションでも重要なのが、言葉遣いですよね。なかには、「正しいと思って使っていた言葉遣いが、実は間違っていた!」なんてことも。

そこで今回は、意外と間違えやすい“ビジネスシーンでの言葉遣い”について、NG例をご紹介しながらご説明します。

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丁寧そうに見えるNG敬語

自分では丁寧に話をしているつもりなのに、なぜか上司が不機嫌そう……そんなときは“敬語”を見直してみると良いかもしれません。

NG1:「Aさんがお越しになられます」

これは、敬語を重ねた“二重敬語”といわれるものです。

「来る」は「お越しになる」と敬語に変換できますが、さらに「なられます」を付け加えてしまうと二重になってしまうのです。

つまり、この場合は「お越しになる」だけで大丈夫です。

NG2:「〜させていただく」

「〜させていただきました」という表現はよく使われますが、これは相手の許可をとって何かをする場合にのみ使う言葉です。

そのため、たとえば「ご案内させていただきます」といった使い方は適切ではありません。「ご案内いたします」と表現しましょう。

何でも「〜させていただきます」を付けるとしつこい印象になってしまうことも。注意したいところですね。

NG3:「ございます」

敬語に慣れていないとき、つい多用してしまう「〜ございます」という表現。これも乱用しないように気をつけましょう。

「ございます」というのは「です」や「あります」をさらに丁寧にした表現なので、使いすぎるとしつこく感じられてしまいます。

たとえば「どのようなご用でございましょうか?」という表現は、「どのようなご用でしょうか?」に修正した方が良いですね。

NG4:「〜のほう」

こちらも丁寧そうに見えますが、実は注意が必要です。

「〜のほう」というのは物事をぼかしたり、遠まわしに言ったりするときに使う言葉です。

「お返事のほうをいたします」というように、ぼかす必要のないときに意味なく使うのは失礼な表現になるので、使わないようにしましょう。

 

電話でのあるあるNGワード

NG5:「どなたですか?」

電話をしていると、電波状況のせいで相手の名前が聞き取りにくかったりする場合があります。しかしそんなとき、「どなたですか?」と聞いてしまうのはNGです。

「恐れ入りますが、もう一度お願いできますでしょうか」と再度名前を確認するのが正解! 聞き取れないときは社名、もしくは名前だけでも確認しましょう。

相手が誰か確認できたら「○○の○○様でいらっしゃいますね、いつもお世話になっております」と復唱と良いですね。

NG6:「もしもし」

ビジネスシーンでの電話では受話器を取り「はい、○○社でございます」と出るのが基本。最初の「もしもし」は必要ありません。

基本的には呼び出し音が3回鳴るまでに電話に出るようにし、3回以上コールが鳴った場合は「お待たせいたしました、○○社でございます」としましょう。

NG7:「○○はお休みをいただいております」

「〇〇さんいらっしゃいますか?」と取引先から電話があったとき「○○はお休みをいただいております」と答えるのはNGです。

この場合は「○○は本日休みを取っております」と答えるのが正解。

なぜなら「お休み」は自分たちではなく先方に対して使う言葉なので間違いなのです。また、「いただいております」についても、自社側に敬語を使っているような印象を与える可能性があるので適切とは言い切れません。

ちなみに、「風邪で休んでいる」や「旅行中」など、休みの理由を詳しく伝える必要はありません。

NG8:要注意ワードは、「ちょっと待っていただけますか?」

問い合わせの電話にすぐに対応できない場合は、「ちょっと待っていただけますか?」とデスクの上の資料をガサゴソ探すのは、相手を必要以上に待たせてしまう可能性があるためNG。

こういった場合は「申し訳ございません、至急お調べいたしまして、のちほど改めてお電話させていただいてよろしいでしょうか?」などと断っていったん電話を切り、折返し電話を入れるようにしましょうね。

 

つい言いがちなNGワード

NG9:「企画部の鈴木様に会いにまいりました」

こちらは、アポイントをとってから訪問先へ向かった場合のNGワードです。「企画部の鈴木様に会いにまいりました」は、一見正解にも感じられますが……。

取引先を訪問する際、受付で担当者を呼び出してもらうことも多いですよね。そんなとき、これだけでは必要な情報が不足しているので、実はマナーとしてはNGといえます。

担当者につないでもらうには「○○社の田中と申します。本日〜時から企画部の鈴木様とお約束を頂いております。お取り次ぎをお願いいたします」まで伝えましょう。

どんなにしっかりアポイントをとっていても、担当者以外には話が伝わっていないこともあります。いつも初めましての気持ちで挨拶しましょうね。

NG10:「企画部の鈴木様はいらっしゃいますか」

逆にアポイントがない状態で、取引先を訪問する場合はいかがでしょう?

「企画部の鈴木様はいらっしゃいますか」と急に尋ねても取引先は驚いてしまいます。マナーとしては「○○社の田中と申します。恐れ入りますが、企画部の鈴木様をお願いできますか?」と、まずは相手に取り次いでもらえるかどうかを尋ねると良いでしょう。

「突然で恐縮ですが」という一言を付け加えると、より丁寧ですよ。

NG11:「何時ごろなら大丈夫でしょうか?」

また、取引先とアポイントの約束をしようとしたときにやりがちなNG言葉遣いがこちら。

若者言葉が抜けていないような表現はビジネスパーソンとしてふさわしくないですよね。正しくは「何時ごろがよろしいでしょうか?」になります。

アポイントをとりつける段階から丁寧な敬語で対応すると、実際に会ったときも好印象で事が進みやすいでしょう。

 

ちょっとしたマナーを知っておくだけで、周囲に与える印象も良くなるもの。ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね。

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【参考文献】
※ 『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』(監修 松本 昌子)  / ナツメ社
※ 『女性のビジネスマナー―好感度も信頼も手に入れる!』(監修 吉田 博子) / 成美堂出版
※ 「させていただいております」はNG?丁寧そうに見えるNG敬語4つ
※ 「お休みをいただいております」は間違い?電話で言いがちなNGワード
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【画像】
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