
何とかしたいダメージヘアに!お家でできる「髪の傷み集中ケア」3つ
髪は何もしていなくてもダメージが進みます。特に夏は、紫外線やハイトーンのカラー、パーマによって髪が傷みやすい季節です。傷んでしまった髪はツヤがなくなり、手触りも悪くスタイリングがしにくい状態になり、さらにはカラーやパーマの持ちも悪くなる恐れも。
今回は髪の毛が傷んでしまう理由と、気をつけていても傷んでしまった場合の対処方法をご紹介します。
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髪のダメージはタンパク質の流失で起こる
“髪が傷んだ状態”とは、髪の内部にあるタンパク質が流失してしまうことが大きな原因だといえます。特に、カラーやパーマの成分である“アルカリ”が髪の表面のキューティクルというコーティングを開くことで、タンパク質が流失しやすくなってしまいます。
タンパク質は髪にハリやコシを与えてみずみずしい状態にしてくれる成分です。これがなくなってしまうと乾燥したツヤのないダメージ毛になりやすいのです。
ダメージは修復よりも予防が大切
一度傷んでしまった髪を修復するには、時間と手間がかかります。できれば髪は傷む前からケアを怠らないことで、傷みの予防を目指すことが大切です。毎日の基本的なヘアケアをしっかりおこなってくださいね。
髪は体の一部なので、体調を常に整えて健康な状態を維持することも予防の一貫になりうるでしょう。
傷んでしまった場合のケア方法
とはいえ、どれだけ気をつけていても傷んでしまう場合もあります。そんなときは、諦めずに“ダメージ補修”をしましょう。しっかりケアすることで髪の蘇りが期待できますよ。
傷んでしまった髪をケアする方法を詳しくご紹介します。
(1)カラーやパーマなどの施術は避ける
薬剤を使う施術はしばらく避けてください。ダメージはタンパク質の流失が原因のひとつ。現状以上の流失を防ぐために、大きなダメージを与えやすいヘアカラーやパーマはNGです。
(2)美容室でのトリートメント補修をする
必ず美容室でトリートメントをおこなってください。美容室のトリートメントはプロがダメージ診断をして、適切な処置をおこなってくれます。自宅でのトリートメントよりも高い効果が期待できます。
(3)即効性の高い「洗い流さないトリートメント」を毎日する
家でできるケアは、ダメージ部分にトリートメントをつけ続けることで、タンパク質を髪の内部に補給し続けること。
特に洗い流さないトリートメントは即効性が高いといわれているので、効果を実感しやすいでしょう。
髪のダメージは体の傷と同じで、瞬時に治るものではありません。日々傷まないように心がけることと、ダメージヘアになった場合のヘアケアを徹底して、美しい髪を保ちましょう。
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※ Monthira、Syda Productions/Shutterstock