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どこに座ればいい?意外と知らない「タクシーに乗るとき」のマナー

2018.07.08 20:30
出典: PIXTA

ビジネスパーソンであれば、活用する機会も多いタクシー。知っているようで知らないけれど、上司に同行する場合には知っておいたほうがいいマナーがあります。

そこで今回は、マナー講師であり『NPO法人 日本サービスマナー協会主催 敬語力検定 1級』の筆者がタクシーに乗る場合のマナーをご紹介します。

 

タクシーにも「席次」があるって知ってる? 

上座という言葉を聞いたことはありませんか?

これは席次と言いまして、その場で一番目上の方を上座に案内し、新入社員や若手は末席に座るのがマナーですが、これと同じことが実はタクシーでも存在します。

出典: PIXTA

基本的にはドライバーがいる車の場合、運転席の後ろが上座、助手席が下座になります。つまり、運転席の後ろは上司に、そのとなりは自分の先輩に、自分は助手席にという形になります。

なおこの並び順は若手社員が運転する社用車でも同じですが、自家用車の場合は上座は助手席になりますので注意しましょうね。

 

支払いは誰がする? 

ビジネスシーンでのタクシー活用では目下の者が末席に座り、支払いをするのが一般的です。ただし、場合によっては降りる順番が最後になる上座の人が支払いをすることもあります。

同行者との関係や状況をよく見て柔軟に対応するようにしたほうがいいでしょう。

また、男性と同行者の女性という場合では、男性は後部座席の後ろに座ったほうが乗り降りも支払いもスムーズになります。

 

周囲への気配りも忘れずに

タクシーから降りた直後に事故が起こることもあります。左車線で停止し、ドアを空けた瞬間に後ろからやってきたバイクや自転車が突っ込んでしまったら……と考えると怖いですね。

もし歩道側に下りることになったら、周囲を確認して上司が降車するのを手伝うといいでしょう。ただしドアはタクシーの運転手が自動でオープンするので、ドアに軽く手を添える程度のほうがスマートな印象になりますよ。

 

運転手への心使いも見られています

タクシーの乗車時に上司のフォローばかりを考えて、運転手へ横柄な態度を取るのは言語道断。見苦しい態度は周りからよく見られているのだ、と注意しましょう。

行き先を伝えるときは「○○をお願いします」と言いますが、運転手に場所が伝わっていないようなら最近のタクシーにはほとんどの場合ナビが付いていますから、自分から「住所を言いましょうか?」と誘導するのもいいでしょう。

目的地が入り組んだ場所であればうまく伝えるのも新人の役目です。事前にネットなどで場所を確認しておくことを忘れずにしましょうね。

 

タクシーにも席次があるなど、さまざまなマナーがあることがおわかりいただけたと思います。改めて普段から注意しておくとイザというときに慌てずにすみます。事前に場所の住所を確認しておくことも忘れずに。

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【参考】

※ 『デキる!男のマナー事典―ビジネス&プライベート』(住友 淑恵 監修) / 西東社

※ 『ビジネスマナーの基本講座 第一印象からビジネスは始まる!』(ANAラーニング 監修) / 成美堂出版

【画像】

※ Jaromir Chalabala、A_Team / PIXTA(ピクスタ)