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「させていただいております」はNG?丁寧そうに見えるNG敬語4つ

2018.07.06 21:30
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自分では丁寧に話をしているつもりなのに、なぜか上司が不機嫌そう……そんなときは敬語が間違ってないチェックしてみましょう。

マナー講師の筆者が、一見丁寧なのに実はNG!なワードを解説します。

 

NG1:「Aさんがお越しになられます」

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これはもっとも多いNG言い回し! 敬語を重ねた“二重敬語”といわれるものです。

「来る」は「お越しになる」と敬語に変換できますが、さらに「なられます」を付け加えてしまうと二重になってしまうのです。

ですからここは「お越しになる」だけで大丈夫。また二重敬語であっても慣例として定着しているために使ってもよいと考えられているものもあります。それは「お召し上がりになる」や「お伺いする」など。覚えておいて損はないですよ!

 

NG2:「〜させていただく」

「〜させていただきました」という表現はよく見受けられますが、これは相手の許可をとってなにかをする場合にのみ使う言葉です。以下を参考にしてみましょう。

「ご案内させていただきます」→「ご案内いたします」

「弊社のほうでも検討させていただきました」→「弊社でも検討いたしました」

「今日から担当させていただきます」→「本日より担当いたします」

なんでも「〜させていただきます」を付けるとしつこい印象になってしまいますので注意しましょう。

 

NG3:「ございます」

敬語に慣れていないときはつい多用してしまう「〜ございます」という表現ですが、これも乱用しないように気をつけましょう。

「ございます」というのは「です」や「あります」をさらに丁寧にした表現ですのでしつこくならないように注意してください。

「どのようなご用でございましょうか?」→「どのようなご用でしょうか?」

「○○様でございますか?」→「○○様でいらっしゃいますか」

「今日はお車でございますか?」→「本日はお車でお越しでしょうか?」

左の例にくらべて、右の例はすっきりした印象になっています。

 

NG4:「〜のほう」

こちらも丁寧そうに見えますが、実は注意が必要です。

「〜のほう」というのは物事をぼかしたり、遠まわしに言ったりするときに使う言葉です。

ぼかす必要のないときに意味なく使うのは失礼な表現になりますので使わないようにしましょう。

以下はNG例です。

「お返事のほうをいたします」

「大学のほうでは文学専攻でした」

意味なく「〜のほう」と言ってしまっていませんか? クセになりがちな表現なので、注意しましょうね。

 

上司の前で考えすぎたり緊張してしまうとみょうな敬語の使い方になってしまうことがありますので、普段から正しい敬語を使えるように心がけましょう。

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【参考文献】

※ 『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』(監修 松本 昌子)  / ナツメ社

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※ Jacob Lund、Monkey Business Images / shutterstock