
ぐーっと伸びて気持ちいい!座りながらできる「猫背改善ストレッチ」
椅子に座ってテレビを見ていたり、駅のホームで電車を待っていたりするときに、つい楽な姿勢をとってしまいます。それが“いつの間にか猫背”を癖付ける原因かもしれません。
とはいえ、常にキレイな姿勢を保つのは辛いもの。長年の姿勢からつくられる体の癖を直すのは時間がかかります。
そこでヨガインストラクターである筆者がオススメするのは、座りながらでもできる“猫背すっきりストレッチ”です。体が固まったと感じるときや、姿勢の悪さで肩や腰のコリを感じるときに行ってみましょう。
くつろげるソファは、姿勢を悪くすることも
ゆったりくるろげる深めのソファは気持ちがいいものですが、姿勢の面から考えると、腰を痛めたり、姿勢を悪くすることがあります。奥行きが深く、体が沈む柔らかいソファに深く座ると、足の裏が床につかない姿勢になる場合がありますよね。
すると体が斜めになり、腰と背もたれの間に空間ができるか、背中を丸めた姿勢になりがち。この姿勢が定着すると、腰痛、猫背も定着しやすくなります。
そこで、深めのソファに座るときはお尻から腰の位置にクッションを置き、背もたれとの空間を埋めるようにしてみましょう。
腰が楽に伸び、安定して座れるようになるので、体がとても楽になるはずですよ。
座りながらできる猫背ケアストレッチ
(1)床に座り両ひざを立てた姿勢になります。

出典: GATTA(ガッタ)
(2)上体を後ろへ倒し、両手をお尻の後ろへおろしましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(3)息を吐きながら背中を丸め、骨盤を後ろへ倒しましょう。このとき首の力を抜き、頭を下げましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(4)息を吸いながら両手で床を押し、骨盤を前方へ押し出すようにして立て、胸周りが伸びているのを感じるところまで胸をそらしましょう。
(5)肩を後ろへ引き、さらに胸周りを伸ばします。頭を軽く後ろへ倒し、斜め上を見上げます。
(6)再び背中を丸め、骨盤を後ろへ倒す姿勢をとります。
(7)ゆっくり丁寧に背骨を動かすことを意識しながら30秒程度行いましょう。
腰周りにコリがあると、骨盤を前傾させたり後傾させたりするときにスムーズに動かず、軋むような感覚があるかもしれません。その動きがスムーズにできるようになることを目指しましょう。
なるべく体を大きく動かすように意識して行ってみてくださいね。
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