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今回は、沖縄県・西表島で年に数日だけ見られる幻の花「サガリバナ」を特集します!
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チャンスは年に1度!? 死ぬまでに見たい西表島に咲く幻の花「サガリバナ」

2018.07.01 21:30

たったの一晩だけ花を咲かせる花を“一夜花”と呼びます。サボテンやドラゴンフルーツの花などがよく知られますが、沖縄地方にも一夜花があるんです。

それが、『サガリバナ』という花。サガリバナは東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布する常緑高木で、垂れ下がるように淡いピンク色の花が咲き、明け方には散ってしまいます。

マングローブの川岸や湿地に育成し、そのあまりの美しさと一晩だけで散ってしまうという儚さから“幻の花”と謳われます。日本でも沖縄や奄美地方に自生しますが、見事な群生が見られるのが西表島です。

今回は、西表島で目の当たりにした幻の“サガリバナ”のレポートをお届けします。

 

ジャングル奥深くに咲く、幻想的なサガリバナ

西表島のサガリバナといえば、夏を告げる風物詩。ジャングルを縫うようにマングローブの川が流れる西表島では、毎年、梅雨が明けるといよいよサガリバナが咲き始めます。

サガリバナが群生するのはジャングルの奥地にあるため、カヌーに乗りマングローグの川を通って島の奥へと向かいましょう。

 

西表島のサガリバナの見ごろは「花が落ちてから」

明け方、太陽が昇るとともにサガリバナが花を落とし始めるのですが、“西表島のサガリバナ”はこの花が落ち始めてからが本番です。

まだ薄暗いジャングルの森に、ポトン、ポトンと花が川面に落ちる音が響きます。最初は間隔を開けていたその音が、やがて重なるように響き、気がつくと辺り一面が淡いピンクの花々で埋め尽くされるのです。

ジャングルの森の中、ゆらりゆらりと川の流れに揺れてサガリバナの花々が泳いでいく様子はなんとも幻想的。まさに桃源郷と呼ぶにふさわしい光景です。この儚くも美しい光景を一目見ようと、梅雨明けの時期を狙ってサガリバナ目当ての旅行者が西表島に集まるのです。

サガリバナは夏から秋にかけて夜間に花を咲かせますが、“マングローブの川を埋め尽くすように流れるサガリバナ”を見たいなら、梅雨開けの西表島の大潮とその前後、満潮の時刻が明け方に合っていることが条件です。干潮時はマングローブの川の水も引いてしまい、ジャングルの奥までカヌーで濃いで行くことができないのです。

 

最高の条件でサガリバナを見られるのは一年でも「数日間」だけ

現地の“サガリバナツアー”では、まだ暗いうちに宿を出発し、マングローブの河口からカヌーに乗ってサガリバナの群生地を目指します。真夜中のジャングルの森をカヌーで探索すること自体わくわくすると思いますが、どこからともなく甘い芳香が漂ってくるとさらに気持ちが高まります。

その芳香は、近くでサバリバナが咲いている合図。五感が解放され、自然の美しさとエネルギーを思い切り実感する体験になるはずです。

こんなにも儚く幻想的な光景がこの世にあるのかと感動するはず。特別に体力が必要であるとか、過酷なプロセスがあるというわけでもなく、タイミングさえつかめば誰でも見ることができる景色なので、死ぬまでに一度は訪れてほしスポットです。

 

西表島は、他にもたくさんのミラクルな大自然のパワーに出会える場所。きっと一生記憶に残る“サガリバナ体験”をしたいなら、ぜひ西表島へ!

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フリーランス編集ライター
東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノ全般、ロハスやインテリアネタなどを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

From小林繭・・・
「日本人って、ついついまわりの人やつくられた社会の枠組みを気にしすぎだと思うのでもっと自分自身の感覚に自由でよいのではないでしょうか。社会からはみ出ているように思えたとしても地球というサイズで見てみれば、ぜんぜんです。
“自分らしさ”という言葉にも必要以上にしばられないで。自分だって日々どんどん変わっていくもの。生きることは生きていくことでしか学べないので自分らしさに固定観念を持たず、そのときに自分が感じることを大切にしていって欲しいです。
そんな日々の毎日を楽しくするヒントを『GATTA』を通して発信していけたらと思っています。」