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歩けるようになった子供とガネーシャ・アーサナ【親子でお家ヨガvol.8】

2017.06.05 21:00

親子でお家ヨガ。シリーズとして紹介していますが、お家で楽しんでいますか? 今回は、歩けるようになったお子さんと実践してほしいヨガポーズをご紹介しますね。

ヨガインストラクターである筆者がオススメするのは、足腰を鍛え体のバランスを整える“ガネーシャ・アーサナ”です。

 

お母さんはヒップアップ、お子さんは足腰を強く

ご紹介するガネーシャ・アーサナは、簡単に言えばスクワットのことです。スクワットは足がしんどくて、一人でコツコツやるにはチャレンジングなエクササイズですが、お子さんと楽しみながらヨガポーズで同じ効果が期待できるものがあれば、ハードルも低くやりやすいかと思います。

お母さんは、妊娠、出産で運動不足気味の下半身を鍛えましょう。お子さんは、立って歩きはじめたばかりの足腰を強化します。

 

ガネーシャ・アーサナのやり方

(1)タダーサナ、気をつけの姿勢になり両手を胸の前で合掌します。お子さんと向き合って行ってみましょう。

出典:https://gatta-media.com

(2)左足を真横に開いて、肩幅の2.5倍ほどにしておきます。このとき両足先は斜め外側へ向けておきましょう。

出典:https://gatta-media.com

(3)息を吐きながら両足のひざを曲げ、腰を真下に落としていきます。

出典:https://gatta-media.com

(4)再びひざを伸ばし(2)の姿勢に戻ったら、右足を左足の方へ引き寄せタダーサナ(気をつけの姿勢)に戻ります。

(5)一連の流れを繰り返しながら、カニ歩きのように横へ歩いていきましょう。

 

お子さんと楽しむためのポイント

スクワットのような動きをしながら、横に歩いていくのを、お子さんとタイミングを合わせながら楽しんだり、ゴールを決めて競争するようにしたりして、お子さんを飽きさせないようにしてみましょう。

 

お母さんが意識すべきポーズのポイント

スクワットの姿勢のとき、両方のお尻が横に開いていく意識で腰を沈め、両足の付け根が曲がって次にひざが曲がってというように、関節部分を意識すると負担が少なくすみます。また、このようにすると足がかたい方も比較的楽に足が開くことができますよ。

 

歩くことができるようになったお子さんは、ここから足腰がしっかりしてきます。そのタイミングで遊ぶようにガネーシャアーサナを試してみてくださいね!

ヨガセラピスト / ラジオパーソナリティ
『マナヨガ』代表。20代の頃ストレス過多でぜんそくが再発したことをきっかけにヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

From yuuka・・・
「ヨガはものの考え方、捉え方をシフトチェンジするツールです。人はどうしても“足す”ことで美しさや自己実現をしていこうとしてしまいがちですが、ヨガは体を通して心のあり方に気づき、本来の自分らしさを知り、“私には何も足りないものはない”そのままで尊い存在なんだということに気がつかせてくれます。
まずは自分の体を好きになることで、生きやすくなる。自分を好きになる。そんな気持ちを受け取っていただけたらと思います。」