
運動嫌いさん必見!日常の動きだけで「痩せやすくなる」姿勢とは
あなたは自分の姿勢に自信を持っていますか? 姿勢が猫背や反り腰になっているだけで、体のラインは変わります。その姿勢が太りやすさや、痩せにくさの原因となることも。
ヨガインストラクターである筆者も、レッスンで生徒さんの体の状態をみるときに最もこだわっているポイントは、姿勢です。それくらい、姿勢の良さはシェイプアップやダイエットに重要です。
今回は筆者がいつもレッスン前に確認する、“正しい姿勢”をご紹介しましょう。このポジションで歩くことができれば、さまざまな悩みも解消するかもしれません。正しい姿勢を身につけて、痩せ体質にシフトしていきましょう!
下半身太りは「姿勢」が関係しているかも?
立っているときや歩いているとき、体のたくさんの筋肉が使われています。普段の生活の中で、体中の大きな筋肉から小さな筋肉までをバランス良く使えていれば、基礎代謝が上がり、太りにくい体質になりやすいです。
しかし、悪い姿勢のままで過ごしていると、日常生活のなかで行う動きに対して、使う筋肉の量やバランスが悪くなります。例えば、腹筋や背筋をあまり意識せず脚の動きだけで歩く癖がついていると、下半身の負担だけが大きくなり、下半身がゴツくなって下半身太りに悩まされる……なんてことも。
姿勢を整えると、全身の筋肉がバランスよく使える
姿勢を整えると、全身の筋肉がバランスよく使えるようになるので、動きが悪いところにつきやすい脂肪がつきにくくなりますし、立つときや歩くときの負担が軽くなり、動きやすい体になることで、自然と体を動かす機会が増えることも。
姿勢が整えば、歩くだけでも体幹を使って体を支えるので、基礎代謝が上がり、自然と太りにくい体質に変化しやすくなります。
すぐにチェックできる「痩せやすい」立ち方
(1)両脚を腰幅に開いて立ちます。

出典: GATTA(ガッタ)
(2)脚の付け根とひざを軽く曲げて、足元を見ます。腰骨に両手をあてて、骨盤の上あたり(おへそあたり)から上半身を丸めましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(3)足元を見たまま、ゆっくりと背骨を積み上げるようにして上半身を起こしていきます。この時、両手で骨盤を後ろへ押すようにして重心ごと後方へ移しながら行います。

出典: GATTA(ガッタ)
(4)足元が見えなくなったら顔を起こしましょう。この時後頭部と背中のラインを真っ直ぐに揃えられるように、内くるぶしの真下あたりに重心を整えます。
(5)ひざをきつく伸ばしすぎると、骨盤が前へ倒れやすくなるので、脚の付け根とひざを軽く緩めるように立ち、骨盤を床に対して真っ直ぐにおさめるように意識しましょう。
姿勢が悪いと、目線が下がり視界が狭まりがち。後頭部と背中のラインを揃えるだけでも、視界が広がって胸がスッと伸びやすくなります。このルーティンを通して、視界が広くなったと感じたら、姿勢が改善した証拠です。この姿勢でお腹で全身を支えるように歩いてみましょう。のびやかに歩けるようになっていきますよ。
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