
そのダイエット、逆効果かも?プロ直伝「脚やせ」を目指すストレッチ
「脚やせをしたい!けれど脚やせのためにダイエットをしても効果を感じられない……」という方。実は脚やせのためのダイエットには誤解も多く、良かれと思ってやっていることが逆効果になる場合もあります。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が“脚やせに必要なストレッチ”をご紹介します。
骨盤の位置で脚の太さが決まる?
筆者がご紹介するエクササイズやヨガポーズ、ストレッチなどは、どの部位においてもまずは“姿勢を整えること”が基本。そのためには、骨盤の位置を整えるのが近道だと伝えています。
脚やせも同じ。骨盤が前傾していたり、後傾していたりする姿勢の悪さは、脚の筋力のバランスにも悪影響であることが多々。本来、床に対して真っ直ぐに立つ歪みのない骨盤であれば、歩くときにお尻の筋力が効果的に使えて、脚のラインも歪みにくいのです。
しかし、骨盤が歪むと上半身の姿勢も崩れやすくなり、下半身の脚の筋肉もバランス良く使くことが難しくなります。太ももが張っているのに、逆に太ももの後ろ側はたるんでいたり……と、体型のアンバランスさに悩むことになるのです。
良かれと思っての「前屈ストレッチ」に注意
「ストレッチをして脚のむくみを取り除き、ほっそりした脚を目指したい!」そう思って前屈ストレッチを習慣にしていませんか? 実はそれが逆効果になっている場合があります。
前屈自体が悪いのではなく、太ももの前側や外側は張っているのに、たるんでいる太ももの後ろ側ばかりストレッチをしていると、脚の筋肉のアンバランスさがより強調され、歩くときの脚の負担が増えることに。
太ももの外側や前側の張りが余計に増えるような脚の使い方が、増長されてしまう可能性があるのです。
「太ももの前側ストレッチ」を増やしてみよう
前屈ばかりを習慣にしている方は、太ももの前側のストレッチを増やし、バランスを整えましょう。
(1)仰向けに寝て両ひざを曲げます。

出典: GATTA(ガッタ)
(2)左脚首を引きつけて左手で掴みます。

出典: GATTA(ガッタ)
(3)左ひざを床におろせる範囲でおろし、右脚を乗せましょう。きつい場合は乗せなくてもOKです。
(4)30秒ほどキープします。
(5)反対側も同様に行いましょう。
太ももの前側の張りが強いと、その張りに骨盤が引っ張られ骨盤が傾きやすい状態をつくります。前屈ばかりを習慣にしている人は、引き締めたい太ももの裏側と、緩めたい太ももの前側のバランスを保つため、アプローチを変えてみましょう。
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