
整理収納アドバイザーが伝授!「収納用品」を選ぶときのコツ3つ
部屋の整理整頓に欠かせない“収納用品”。しかし店頭には、デザインや機能などの異なるさまざまな収納用品が揃っているため、どれを選べばいいのか分からなくなってしまうこともしばしば。
そこで今回は、整理収納アドバイザーの筆者が“収納用品を選ぶときのポイント”をご紹介します。
1:メインで使う収納用品を絞る

出典: GATTA(ガッタ)
片付けや整理、収納には“本当のゴール”というものはなく、生活環境の変化や時間の流れとともに、ベストな状態は変わってきます。収納の改善が必要となったときには、当然使用する収納用品の数も増減しますよね。
そんな「収納を見直したい!」というときのために、“使う収納用品の種類を絞っておく”ようにしましょう。きっと対応しやすくなります。
各場所で同じ収納用品を使用していれば、収納を変えたときにも、ごちゃつくことなく同じアイテムを使い回すことができますよ。
「収納を変えたときに、同じケースの中で1つだけ違うケースが並ぶとテンションが下がる……」という方も少なくないと思いますが、あらかじめ同じアイテムに統一しておけばそんな心配もいりません。収納にも“気分”は大切です。
そしてバラバラの収納用品をパズルのように組み合わせるよりも、同じサイズの収納用品を使った方が収まりが良いので、スペースの有効活用につながります。
2:「気軽に買い足せる」ものを選ぶ!

出典: GATTA(ガッタ)
筆者がメインで使用している収納用品は、無印良品の『ファイルボックス』とダイソーの『積み重ねボックス』です。
サイズ感や素材の良さ等はもちろんですが、さらに注目したいのは、“気軽に買い足せる”ということです。
持っているアイテムを使いまわして収納改善をするときでも、買い足しが必要になるという場面は多々あります。そのときに、どのお店で購入した商品なのか分からないと、買い足しが難しいですよね。どんな商品にしても、ずっと生産が続くかどうかはわかりませんが、ロングセラーで人気の高い商品には比較的信頼が置けますね。
また、ネットショップの利用も便利ですが、欲をいえば、気軽に買い足しができるように店舗が近くにあるとうれしいですね。
以上の理由から、筆者は無印良品とダイソーの商品を愛用しています。みなさんもご自身にあった“気軽に買い足せる収納用品”を選んでみてください。
3:目的に合わせて費用を変える
収納用品にかける“費用”も重要です。
すぐれた商品でも、複数所有すると費用がかさむ場合もあります。機能的な収納にするためには、収納用品に費用がかかることはある程度仕方ないことかもしれませんが、そんなときには“目的に合わせて使い分けをすること”が有効です。
目に付きやすい場所に使用する収納用品には、少々お値段が張っても見た目の良いものを選び、目立たない場所には安価な物を使用するといった工夫をしてもいいかもしれません。
収納用品は、キレイに片付いた空間づくりには欠かせないもの。ポイントを押さえて、賢く収納用品を使いこなしてくださいね。
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