
梅雨間近!美容師が教える「頑固な外ハネ」を防ぐヘアアレンジ3つ
梅雨になると湿気で髪の毛がまとまらず、外にピョンとハネてしまったりと、髪の悩みがつきませんね。
髪型が決まりにくい梅雨の時期を乗り切るには、どんなヘアアレンジがよいのでしょうか?
そこで今回は、恵比寿にあるサロン『RICCA hair&make up』のヘアスタイリスト、渡辺健仁郎さんに“外ハネを防ぐヘアアレンジ”を伺いました!
夏らしく首回りスッキリ「お団子ヘア」

出典: GATTA(ガッタ)
「簡単なのにガラッと雰囲気を変えることができる人気のヘアアレンジがお団子ヘア。
髪の毛が短めのボブの方でも、ハーフアップでのお団子もできますよ。
また、前髪をオールバックにすることで、夏らしく爽やかなスタイルに。
髪の長さや、前髪の有無にかかわらず、いろいろな方が挑戦しやすいスタイルです」と話す渡辺さん。
(1)全体にスタイリング剤をつける。
(2)顔まわりの後れ毛を少し残し、顎先と対角の位置より少し上の位置でひとつに結びます。
(3)全体の毛を引き出して、柔らかな立体感をつくります。
(4)結んだ毛先を2等分にして、ロープ編みした後に結び目に巻きつけてお団子にしてピンで止めます。
※ ロープ編みの方法は、まず2等分したそれぞれの毛束を右回りにねじります。ねじった2つの毛束を左回りに重ねてひとつにしていけば完成です。
(5)最後にお団子部分の毛を引き出して完成。
前髪ありのバージョンは渡辺健仁郎さんのInstagramで公開中です。
ピンやリボンなどを巻きつけても可愛い仕上がりになりますよ
フェミニンな洋服とも相性抜群!ゆるめの「ハーフアップ」

出典: GATTA(ガッタ)
渡辺さん曰く「ゆるさが今っぽくおしゃれなアレンジスタイル。このヘアアレンジは難しそうに見えて、実はゴム1本とくるりんぱのみでできるので、とても簡単ですよ!」とのこと。
(1)オイル系のスタイリング材を全体につけた後、耳前とみつえりの毛を残して、耳より下の位置でゴムでゆるく結ぶ。
(2)結んだ髪の毛の毛先を、結び目の上の1/3右側の位置にくるりんぱして入れ込みます。そうすると、斜めの変形くるりんぱになります。
(3)次も同じように左側1/3の位置に毛先を入れ込み、2度目のくるりんぱをします。
(4)結び目のゴムを1本とり指を入れて押さえておき、毛先の毛束を1束とりゴム部分に巻きつけます。毛先まで来たら押さえていたゴムの中に毛先を入れ込み、毛先を引いて締めるてゴム隠しをします。できなければ画像のようなピンで止めてもOKです。
(5)全体的にゆるく崩し、結び目部分にゴールドピンやヘアアクセをつけてあげれば完成です。
あえての「外ハネ」演出で、動きを出そう

出典: GATTA(ガッタ)
「梅雨の湿気で毛先がハネてしまうのが悩みという方も多いでしょう。しかし、あえて外ハネのヘアアレンジをすることで、動きのあるスタイルを演出することができます。
外ハネは難しそうに思いますが、実はすべての髪を内側に巻いてできる簡単なスタイルなのでぜひやってみて下さいね」

出典: GATTA(ガッタ)
(1)右・左・耳前・耳後ろで4ブロックに分けます。
(2)まずは耳前から、毛の中間部分をアイロンで挟み毛先までスライドさせます。毛先が見えなくなったら毛先1/3部分まで巻き込みます。
(3)毛先を散らすように左右に振るとふわっとします。カールが左右に動いて自然と外ハネと内巻きのランダムになります。
(4)さらに今巻いたブロックを上下2段に分けて、上の段をもう一度同じように中間からスライドさせて毛先1/3巻きます。
さらに柔らかさが出てくるでしょう。これを4ブロック繰り返します。
(5)最後にまとまりの出るスタイリング剤を全体にしっかりつけて完成です。外ハネを強調したいところは、髪の毛の熱が冷めてから外にしごくとカールが反転して強い外ハネになるので試してみてください。
どのヘアアレンジも、これから梅雨の時期に大活躍すること間違いなし!
外ハネを味方につけて、おしゃれなヘアアレンジをめいいっぱい楽しんでくださいね。
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【取材協力】
※ 美容室『RICCA hair&make up』ヘアスタイリスト、渡辺 健仁郎(Instagram)