
子供が「自分で片付けられるようになる」にはママは何をすればいい?
新学期が始まって2ヶ月がたとうとしています。1つ学年が上がって増えた子供のものが部屋に溢れ、あきらめはじめているママもいるのでは?
ただ「片づけなさい」と言っても子供は片づけられないものです。でも大人が片付けのベース作りをすれば、子供はちゃんと片づけられます。今日はその“ベース作り”の仕方をご紹介します。
子供の持ち物をじっくり把握&グループ分け

出典:https://gatta-media.com
子供の持ち物を全て並べて使うシーンや用途ごとにグルーピングします。こちらの写真であれば、文房具グループ。このグループごとに入れる箱や引き出しを用意します。
徹底的にラベリング

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グループごとの箱や引き出しを用意しただけでは、子供たちはそこに何を入れるか忘れてしまったり、中にぐちゃぐちゃに放り込んでしまったりして、けっきょく用意した収納場所が台無しになってしまうことも。
そこで筆者がおすすめするのは“徹底的にラベリング”。写真は、実際に我が家の娘達(小1双子女子)の勉強机の引き出しに用に作ったラベルです。
ラベルは分けて入れて欲しいものごとに細かく作ります。例えば、いま使っている鉛筆と出番待ちの鉛筆を分けて入れて欲しいなら、“いま使っている鉛筆”、“使っていない新しい鉛筆”はそれぞれラベルを用意すべき。
しまう場所に分かりやすくラベリング

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作ったラベルは片づけて欲しい場所のなるべく近くに貼ります。この写真では、引き出し側面の木枠の部分にラベルを貼っています。

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ちいさな子供は何をどこに片づけるという“片付けの初期設定”はできませんが、“決まった場所に決まったものを戻す”ことはできるんです。
片づけるということを“初期設定”と“毎日元に戻すこと”に分解して、初期設定はママが準備してあげるだけで、使ったものをもとに戻す毎日のお片づけは子供がやってくれるとはずですよ。