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これからは「自分の内面」にダイバーシティをもつことが大切!?

2017.05.25 20:01

先日開催された『WOMAN EXPO TOKYO 2017』。自分らしく輝くすべてのワーキングウーマンに向け、さまざまな展示や講演会が行われました。

レポート最終回である今回は、早稲田大学 ビジネススクール准教授の入山章栄さんと、タレントでエッセイストの小島慶子さんがトークショーで語った、これからの働き方をご紹介します。

 

自分の中にもつ「ダイバーシティ」

よくイノベーティブな人材になれというけれど、いったいどんな人のことをいうのでしょうか。

一言でいえば、新しいものや価値を提案している人。

たとえば、昨年大賞に選ばれた東宝 映像本部 映像事業部 アニメ事業グループ 宣伝プロデューサーの弭間(はずま)友子さんをはじめ、『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017』に選ばれた女性たちはみな社会に新しい価値を提供しているイノベーターでした。

入山先生によると、彼女たちの共通点は“マルチキャリア”であるということ。それぞれ多様な経験を積み、さまざまな能力や自分の内面の多様性(イントラパーソナルダイバーシティ)をもっています。

だからこそ、世の中に足りないものや新しい価値を独自の視点から見出すことができているのかもしれません。

 

「チャラ子」になることも重要?

出典:https://gatta-media.com

経営学的にいえば、イノベーションとは“今ある既存の知と別の既存の知の新しい組み合わせ”(ニューコンビネーション)。

しかし、人間の認知には限界があるため、どうしても目の前の知の組み合わせで終わってしまうのだそう。何十年も同じ場所で同じような人と話していたら、そうなってしまうのはわかる気がしますよね。

忙しいとつい目の前のことでいっぱいになってしまいがちですが、やはりできるだけ「自分とは全然関係ないな」と思うようなことも見ていくことが大切。

異業種交流会で積極的に自分と違う場所にいる人や自分と違う価値観の人とコミュニケーションをとることができる“チャラさ”は、ある意味とても重要な能力といえます。

 

一番大切なのは自分が好きなものは何か

出典:https://gatta-media.com

とはいえ、ただ人脈を広げるだけでは意味がありません。いろんなものを見ていく中で、自分が楽しいと感じるものを見つけていくことが大切です。なぜなら、好きな仕事であれば、失敗したとしても続けていくことができるから。

また、職業は単なる手段にすぎません。どんな職業に就きたいのかではなく、何をしたいのかという視点で好きなことを見つけましょう。

これから女性が社会に出ていくとき、単に女性という属性の強みだけではなく、“自分らしい何か”を説明できるようになることが大切になりそうです。

 

『WOMAN EXPO TOKYO 2017』を通して感じたことは、輝いている女性は自分の好きなことを見つけ、それで生きていくんだという“覚悟”があるということ。

自分らしく生きるためには、まず自分の気持ちに正直になる勇気を持つことが大切なのかもしれません。