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天空の城砦都市!絶景を楽しむならスペインの街「ロンダ」へ

2018.05.07 21:00

スペイン、アンダルシア地方には真っ白な村がいくつも点在します。アンダルシアの抜けるような真っ青な空にコントラストを描く真っ白な村は、写真や映画にもよく登場するので、「死ぬまでに一度は行ってみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

スペイン語で“Pueblo Blanco”と呼ばれる白い村は、15世紀末レコンキスタの完了によって都市を追われたイスラムの人々がひっそりと隠れるようにして暮らした場所です。その多くが山間の標高の高い場所にあり、細い坂道が迷路のように続くのが特徴です。

 

文豪も愛した!アンダルシアの乾いた大地と天空の城砦都市

そんなアンダルシアの白い村の中で、一際ダイナミックな景観を誇るのがマラガ県、グラナダとコルドバの間に位置する『ロンダ』です。多くの白い村がかわいらしい雰囲気に包まれるのに対し、ロンダはとにかくドラマティック。

特に素晴らしいのは、街を流れるグアダレビン川の浸食によってできたタホ渓谷とその渓谷にかかるヌエボ橋周辺。標高739mの岩山の上に築かれた橋と城を中心に広がる街の景観は荘厳な美しさにあふれます。

文豪ヘミングウェイもこの城壁の街をこよなく愛し、足しげく闘牛場に通ったのは有名な話で、街にはヘミングウェイ通りと名づけられた通りも。ちなみに『ロンダ』の闘牛場はスペイン最古の闘牛場。このことからも色濃い歴史を持つ街であることがわかります。

もともと城砦都市としての地理的要因を備えているロンダの歴史は古く、遠くローマ時代よりローマ人、ベルベル人、ゴート人等によって次々と征服され、その都度旧都市の上に新都市が築かれてきました。山肌の岩壁の上にそびえるロンダのこの外観は、イスラムの支配時代にはほぼ完成していたといわれています。

街を歩くと、レストランやホテル、土産物屋が並ぶ目抜き通りを抜けたその先にはごくごく普通の住宅地が続きますが、乾いた土を無造作にさらす野原がよく見るとローマ時代の遺跡だったりするので驚きます。長い歳月の間、幾度となく支配者が変われど、この要塞都市が変わらずこの地に存在し続けることを物語る光景ですね。

この『ロンダ』の土を踏む自分の両足に、訪れる旅行者はさまざまな想いを抱くのではないかと思います。

 

日帰りできる場所にあえて一泊するという贅沢

『ロンダ』への行き方は『セヴィージャ』からバスで2時間半、『マラガ』から1時間45分。日帰りでの観光も可能ですが、できるなら一泊して夕陽に染まる渓谷と城壁の街を眺めてほしいもの。

旧市街と新市街をつなぐヌエボ橋を渡った場所に建つパラドール(スペイン国営のお城に宿泊できる施設)は絶景が眺められるとして大人気。ロマンティックな風景が広がる旧市街の散策に加え、丁寧に手作りされた専門店のチーズや生ハムなどのローカルプロダクトやワイン、オリーブオイルなどのショッピングもとっても楽しいんです。どこかアラブの香りが漂うセラミックや絨毯等の雑貨類は、見ているだけでわくわくします。

歩き疲れたら地元の人々が集うバルでおつまみとワインをいただいたり、夜は情熱のフラメンコ鑑賞でアンダルシア気分も最高潮に!

 

そろそろみんなと同じ旅には飽きたという方は、ぜひスペインの小さな村へ。アンダルシアで最もロマンティックな『ロンダ』なら、一生の想い出に残る旅を約束してくれます。

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フリーランス編集ライター
東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノ全般、ロハスやインテリアネタなどを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

From小林繭・・・
「日本人って、ついついまわりの人やつくられた社会の枠組みを気にしすぎだと思うのでもっと自分自身の感覚に自由でよいのではないでしょうか。社会からはみ出ているように思えたとしても地球というサイズで見てみれば、ぜんぜんです。
“自分らしさ”という言葉にも必要以上にしばられないで。自分だって日々どんどん変わっていくもの。生きることは生きていくことでしか学べないので自分らしさに固定観念を持たず、そのときに自分が感じることを大切にしていって欲しいです。
そんな日々の毎日を楽しくするヒントを『GATTA』を通して発信していけたらと思っています。」