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【yuuka式産後ヨガvol.4】ツライ肩こりをリフレッシュするポーズ

2017.05.26 20:00

赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたりと重労働のお母さん。子どもは日に日に重くなっていくので、毎日抱えていると肩こりも辛くなってきますよね。

そんなときにヨガインストラクターである筆者がオススメするのは、肩こりと同時に猫背もケアできる“牛面のポーズ”ゴームカアーサナです。

 

肩こりがツライときは姿勢も悪くなっている

抱っこやおんぶの姿勢は、重い子どもを抱えながら体のバランスを取るために、体全体に負担がかかります。背中を丸めて長時間過ごす姿勢は、体の背面を固め、肩や腰の疲労も相当なもの。

だからといって休めないのが辛いところですよね。そんなお母さんたちの体をリフレッシュしてくれるのが、ヨガのポーズ。座ったままできるので、いつでもスキマ時間を狙って行いましょう。

 

牛面のポーズ(ゴームカ・アーサナ)

(1)正座(椅子に座ってもOK)の姿勢で座ります。

(2)右腕を頭上へ、左腕を下へ伸ばしましょう。

出典:https://gatta-media.com

(3)両肘を曲げて背中の後ろで手を組みます。

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(4)息を吸いながら目線を斜め上方向へ。右腕を後頭部で押し返すようにして、お腹から胸を伸ばし、胴体を後方へ少しだけ反らしていきましょう。

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(5)10呼吸ほどキープします。

(6)両腕を下ろして、刺激が抜けるまで休みます。

(7)反対側も同様に行います。

 

体が硬いときはタオルを使おう

肩こりが慢性化していると、腕を上げたり手を後ろへ回すのも辛いかもしれません。そんなときは、タオルを用意しましょう。上にあげる方の手にタオルを持ち、下の手でタオルを掴むとポーズの難易度が下がり、やりやすくなりますよ。

 

それでもキツイときは予備ポーズを

タオルを使っても辛い場合は、片腕ずつ行いましょう。

(1)右腕を頭上へ上げて肘を曲げます。

(2)左手で右肘を掴み、息を吐きながら左方向へ引きましょう。

(3)余裕があれば右腕を後頭部で押し返すようにして、斜め上方向を見ます。

(4)反対側も同様に行います。

出典:https://gatta-media.com

 

このポーズは肩周りをストレッチしながら背中を強化できます。猫背で固まった姿勢をリフレッシュするためにも、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!

ヨガセラピスト / ラジオパーソナリティ
『マナヨガ』代表。20代の頃ストレス過多でぜんそくが再発したことをきっかけにヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

From yuuka・・・
「ヨガはものの考え方、捉え方をシフトチェンジするツールです。人はどうしても“足す”ことで美しさや自己実現をしていこうとしてしまいがちですが、ヨガは体を通して心のあり方に気づき、本来の自分らしさを知り、“私には何も足りないものはない”そのままで尊い存在なんだということに気がつかせてくれます。
まずは自分の体を好きになることで、生きやすくなる。自分を好きになる。そんな気持ちを受け取っていただけたらと思います。」