GATTA(ガッタ) > society > 集中しないほうが閃く!? 小説家が語る「面白いアイディア」の生み出し方
society

集中しないほうが閃く!? 小説家が語る「面白いアイディア」の生み出し方

2018.04.26 21:00

日々の仕事や生活で、何かに行き詰まって考え込んでしまうことはありませんか? そんなときは「何か閃きたい!」と思うもの。

そこで今回は、累計1,600万部の人気小説家・森博嗣さんが語る“閃きが生まれる環境”をご紹介します。

 

閃きたいなら「緊張」を解いてみる

小説家でありながら、工学博士でもある森さん。研究者になった初期の頃は、一日に16時間働き、食事をし忘れることも日常茶飯事だったとのこと。

ひとつの問題に対して、「どうして、どうして、どうして」と何度も考え続け、それでも答えが出ないことも多々。そんな経験を積み重ねた森さんの“閃きが生まれやすい環境”とは、一体どんなものなのでしょうか?

それは、あまり緊張しないこと。著書の中で森さんが

たとえば、試験の前日に、その科目について一所懸命になっているときに、ふとまったく別のことで面白いアイデアが浮かんだりする、そんな経験はないだろうか。

と述べているように、案外“閃きたい問題”に対して緊張が和らいでいるときのほうが、ふと閃いたりするんだとか。

とはいえ、温泉旅行や趣味などでわざと緊張を緩和させようとしても、都合よく閃くわけではありません。やはり何を閃くかは予測不可能なんだそう。

 

とはいえ、事前に「考える」ことは大事

しかし、「じゃあ、緊張しなければ良いのね!」というと、必ずしもそうではありません。閃くためには、“緊張しないこと”以外にもうひとつプロセスが必要なのです。

それは、“閃きたい問題”について、事前にある程度考えを巡らせておくということ。

何も考えずにいきなり思いつくということはなく、あれこれ考えたうえで一旦その問題から離れてみると、ふとしたときに有用なアイデアが湧いてくることがあるのだそう。

それに、たとえ何もせずに閃いたとして、問題に対して集中して向き合った経験がなければ、その閃きの価値に気付けませんよね。閃きは一瞬の幻。その幻を掴むためには、事前に思考しておかなければならないのです。

 

思うように仕事のプロジェクトが進まない、人間関係に悩んでいる……「何か閃きたい!」と思う場面はたくさんありますよね。

考え尽しても閃かないときには、一度他の仕事や趣味に取り組んでみることも良いのかもしれません。

【参考】

※ 森博嗣著『集中力はいらない』(SBクリエイティブ刊)

【関連記事】

※ 「鈴木様でございますね」はダメ?実は間違っているNG敬語3つ

※ 知らない間にやってるかも?ビジネスメールの「あるあるNG例」3つ

仕事や家事…「オン」を頑張る私のスイッチの切り替え方(PR)