GATTA(ガッタ) > society > お盆から直接はNG!知っておきたい正しいお茶の出し方
society

お盆から直接はNG!知っておきたい正しいお茶の出し方

2018.05.04 21:30

これからGWの時期となると、来客をおもてなしすることもあるでしょう。お茶を出す機会も男女問わずあるかと思いますが、作法ついて意外と知らないことも多いのでは?

ここでは茶道(裏千家)上級資格保持者であり、企業のマナー講師の経験もある筆者が、お茶の出し方を改めてご紹介しましょう。

 

1:お盆から直接渡すのはNG!

ドアをノックし「失礼します」と声をかけ、お客様にお茶を出しますが、まずお盆から直接、湯飲みをテーブルに置いてしまうのは良くありません。お盆はサイドテーブルなどに一旦置いてから渡しましょう。これはマナーという観点もありますが、熱いお茶をお客様にこぼすなどのトラブルを避けるためでもあります。

そして湯飲みを両手で持ち、上座の方から順にお茶を出していきましょう。お茶を置くのはお客様の右斜め前が基本ですが、書類やノートパソコンなどが広げてある場合は邪魔にならない場所に置くようにしましょうね。

 

2:コーヒーや紅茶はどうする? 

お盆に人数分を乗せて運ぶまでは、お茶を出す作法と同じです。

お盆をサイドテーブルなどに置いて、ソーサーにカップをのせます。受け皿の手前側に、持ち手を右側にしてスプーンをのせます。砂糖やミルクはスプーンと一緒に受け皿にのせるか、別の器を用意してそこにまとめておくようにすると良いでしょう。

 

3:茶碗やカップの向きって考えるべき? 

日本茶の場合でワンポイントの絵柄入りの蓋などを使用している場合は、茶碗と蓋の絵柄をきちんと合わせるようにしましょう。これがズレていると非常に見苦しいものです。カップとソーサーでも、絵柄が揃うように配慮しましょう。また絵柄がよく見えるように、お客様の正面に絵がくるようにすると見た目が美しいですよ。

茶道においても、訪れるお客様のことをイメージしたり、その日の天候や季節などにあわせて一期一会の心で、お道具を選びます。相手を想う気遣いが、お道具を通して伝わるものです。

なおコーヒーや紅茶の場合、持ち手は右側に向けるのが基本的なマナーですが、親しい方の場合で、いつも砂糖とミルクを入れているようであれば、右手でスプーンが使いやすくなるように持ち手を左にして出すのも心遣いのひとつです。

 

茶碗やカップの向きにも注意してお出しすれば、絵柄のことが話のタネになり、なごやかに会話が進むこともあります。なお、出してから1時間程経過したらおかわりを出すか、伺いをたててみるのも良いでしょう。

【関連記事】

「鈴木様でございますね」はダメ?実は間違っているNG敬語3つ

知らない間にやってるかも?ビジネスメールの「あるあるNG例」3つ

仕事や家事…「オン」を頑張る私のスイッチの切り替え方(PR)