GATTA(ガッタ) > Bodymake > 【親子でお家ヨガvol.1】子供と一緒に楽しめる猫のポーズから始めよう
bodymake

【親子でお家ヨガvol.1】子供と一緒に楽しめる猫のポーズから始めよう

2017.03.21 14:05

働きながら子育てをしているというママも、今は子育てだけに集中しているというママも、24時間休む暇もなく分刻みのスケジュールで動いています。しかし、どんなに忙しい日々を送っていても、自分のメンテナンスやリフレッシュをすることは大切です。

とはいえ、無理やり時間をつくるのも、ストレスや罪悪感になってしまうもの。だったら子供と一緒にできるヨガでリフレッシュしてみてはどう?

そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、親子が参加するレッスンで“一番最初に取り入れる”簡単ヨガポーズを教えます。

 

ママは運動不足解消、子供はバランス力を養う

お子さんと一緒にヨガをするなら簡単で動きが分かりやすいものが良いでしょう。集中力の持続が大人のようにはいかないお子さんに難しいポーズや、単純すぎるものは不向きかもしれません。

そんなときは“猫のポーズ”がオススメ。24時間フル稼働ではあっても、運動不足が否めないママには適度に筋肉を刺激してくれ、お子さんには“バランス力”を養うのに最適です。

 

腰痛を改善する猫のポーズ

まずは抱っこやおんぶで酷使した腰や背中を解すのに最適な“猫のポーズ”から始めてみましょう。

(1)お子さんと並びながら行います。

(2)四つん這いの姿勢になり、腰を自然と落とすようにします。

(3)息を吸いながら鼻先を斜め上に向けるようにしてみぞおち、胸、首へと体を反らすようにしていきます。お尻は後ろへ軽く突き出すようにしてください。

(4)息を吐きながら背中を持ち上げ、下腹部を見るようにして頭を下げていきましょう。このとき、お腹を縮めるように意識してみましょう。

(5)反らしたり丸めたりしながら、背骨の動きをイメージし、10回ほど繰り返します。

 

親子で行う猫のポーズアレンジ

(1)お子さんと向かい合って四つん這いになりましょう。

(2)息を吸いながら左足を後方へ引き上げ、胸から首、鼻先を斜め上へ向かって伸ばすように引き上げます。

(3)息を吐きながら背中を丸めて持ち上げながら、引き上げた左足と頭を引き寄せるようにします。このときに、お腹の力で引き寄せるようにしてみましょう。

(4)5回ほど繰り返したら、反対側も同様に行います。

 

自分の体にも効果があって子供も楽しめるヨガは、動きが2段階ほどの組み合わせになっているものなど、難しすぎないものを選ぶと良いでしょう。単純すぎるとお子さんが飽きるので、この2つのポーズはオススメです。

疲れたときや少し運動不足を感じるときは、お子さんを巻き込んで一緒に楽しみながら行ってみましょう!

【画像】

※ altanaka / shutterstock

ヨガセラピスト / ラジオパーソナリティ
『マナヨガ』代表。20代の頃ストレス過多でぜんそくが再発したことをきっかけにヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

From yuuka・・・
「ヨガはものの考え方、捉え方をシフトチェンジするツールです。人はどうしても“足す”ことで美しさや自己実現をしていこうとしてしまいがちですが、ヨガは体を通して心のあり方に気づき、本来の自分らしさを知り、“私には何も足りないものはない”そのままで尊い存在なんだということに気がつかせてくれます。
まずは自分の体を好きになることで、生きやすくなる。自分を好きになる。そんな気持ちを受け取っていただけたらと思います。」