
クロスを煮る!? キッチン掃除のあっと驚く「時短術」3つ
毎日忙しく過ごしていると、ついついサボりがちになってしまうのが“掃除”。しかし「まあいいや」が積み重なるといつの間にか家の中が大変なことに……!
そこで今回は、一田憲子著『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』を参考に、特に掃除が大変な“キッチン”の時短掃除術を3つご紹介。なかにはあっと驚くテクニックもあるかも……ぜひ参考にしてみてくださいね。
1:ヌメりやすいアイテムは干してしまう
掃除を後回しにして痛い目にあう……代表格のひとつは“シンク周辺”ではないでしょうか。排水口のトラップやゴミ受け、スポンジなどは、放っておくとすぐにヌメり、いつの間にか異臭を放っていることも。
大切なのは、大変なことになる前に、それを“予防する”ということ。第一の手段は、カラッと乾かしてしまうことです。
(1)夜寝る前に、排水口からトラップとゴミ受けをはずして洗い、朝まで乾かしておきます。
(2)水切りかごは、キッチンの扉に引っ掛けて乾かしておきましょう。
(3)スポンジやタオルは、選択ハンガーに吊るしておきます。
ゴミ受けやスポンジなど、定期的に洗っていても、洗ったものをそのまま元の位置に戻すとなかなかきちんと乾きません。そこで、一日の終わりに干しておくことで翌朝までにはカラッと乾かすことができ、ヌメりとも無縁のシンクになるわけです。
手間をかけなくても、吊るしておくだけで良いので手軽ですね。
2:キッチンクロスを「煮る」!?
キッチンの水や汚れをサッと拭き取るのに便利な“キッチンクロス”。しかし、使い終わったキッチンクロスを石けんで洗うと、石けん分がなくなるまですすぐのは意外と時間がかかりますよね。だからといって洗濯機で洗うのも「パンツとキッチンクロスを一緒に洗うのは何だか……」と、抵抗がある方も少なくないはず。
そこで、そんなときはキッチンクロスを“煮て”しまいましょう! 手順は簡単です。
(1)鍋に水と重曹大さじ1を入れ、キッチンクロスを入れて火にかけます。そんなに汚れていなければ、重曹を入れなくても大丈夫です。
(2)弱火で10分ほど煮ます。
(3)すすいで、シワを伸ばして干します。
重曹であれば、泡立たないのですすぎも楽チン。匂いも取れて、簡単にキッチンクロスがキレイになりますよ。
3:油のビンの口は拭かない!
油の容器は、“液だれ”が最大の難点。仕方なく、油を使うたびに毎回拭いているという方も多いのではないでしょうか。
しかしこれが結構面倒。油を使うのは鍋やフライパンを火にかけているときですから、「油の液ダレは後で拭こう!」と一旦置いて結局そのまま……というケースもしばしば。そこで、油のビンは“拭かなくて良い”ように油のビンを置く“トレイ”にひと手間加えましょう。
(1)サラダ油、ごま油、オリーブオイルは小ビンで買います。
(2)アルミトレイの上に、瓶のサイズにカットした段ボールを置きましょう。
(3)油を使ったら、この上に戻せばOK!
少々不経済ですが、油は小ビンを買ってシンク前に並べ、その下に段ボールを敷いてみましょう。すると多少液ダレしたって平気ですし、ビンが汚れてきた頃には新しいビンを購入するタイミングになっているはず。
このサイクルで「まあまあキレイ」がキープされるのです。
いつも完璧にやろうとすると、疲れてしまってなかなか続かないもの。掃除だって同じですよね。
適度に時短しながら日々コツコツやることが、最も効率の良い掃除の方法かもしれません。
【参考】
※ 一田憲子著『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』(SBクリエイティブ刊)
【画像】
※ Kl Petro / Shutterstock
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