
お疲れ脚もスッキリ!全身がポカポカになる「ぶるぶるケア」のやり方
日中との気温差で身体が冷えていたり、座りっぱなし、立ちっぱなしで身体が固まっていたりしませんか? そんな一日の終わりに、身も心もゆるんで、全身がポカポカする習慣を身につけましょう。
ヨガインストラクターである筆者がご紹介するのは、ヨガのレッスンの最後にもよく取り入れるケアです。生徒さんにも大好評! ぜひ、試してみてくださいね。
力を抜くのはとても難しい
地球には重力があるので、それに逆らって立ったり動いたりしている身体は、常に力が入っていたり、緊張したりしています。それが日常なので、力を抜くというのが、身体のどんな状態をいうのか分からないですよね。
実は全身の力を抜いてリラックスするのはとても難しいのです。夜眠っているときは意識がないから、力なんて入っていないんじゃないの?と思うかもしれませんが、寝ていても力が取れていない人がほとんどです。
脱力することで、全身の機能を回復させる
筋肉を弛緩(しかん)させ、全身を緩めることで、血流を促したり呼吸を深くしたり、本来もっている機能を回復させやすくします。それだけ緊張しっぱなしの身体は不調が出やすいのです。
ヨガのプラクティスで、難しいポーズやハードな動きを繰り返すのも、最後の脱力のポーズであるシャバアーサナという、仰向けで寝るポーズで身体をゆるめ、深いリラックス状態を引き出すためでもあります。
全身ポカポカ、ぶるぶるケア
(1)仰向けに寝ます。両脚を持ち上げて、ひざを軽く曲げておきましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(2)両腕も力を抜いた状態で持ち上げます。ひじはゆるめておきます。
(3)ひざを軽く曲げた両脚と、軽くひじを曲げた両腕を、同時にぶるぶると揺すります。
(4)二の腕、ひじ下、手首、太もも、ふくらはぎ、足首と、力が抜けていて揺れているのを感じます。なるべく大きく激しく揺すりましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(5)1分間続けたのち、一気に脱力して脚と腕を下ろしましょう。
(6)ポカポカした全身を感じながらリラックスします。
全身をゆるめながら、激しく揺することによって全身の血流を促します。1分続けると、心地よいだるさを感じるので、ほどよい運動に! 終えた後は開放感で心地よくほぐれた身体を感じるでしょう。
疲れた日の終わりにトライしてみてくださいね!
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