
「顔色が悪い」なんて言わせない!ベージュリップを使う3つのコツ
ビジネスシーンをはじめ、相手にきちんとした印象を与えたいとき、あなたならどんなリップを選びますか? この問いに対して、「ベージュのリップを塗る」答える方も少なくないことでしょう。甘さ控えめでありながら、女性らしい雰囲気もまとえるベージュのリップは、大人の女性なら1本は持っておきたいものです。
しかし一方で、「ベージュは顔色が悪くなるから使えない」という声も少なからず聞かれます。そこで今回は、顔色が悪くならない使い方をご紹介。コツをつかんで、あなたもベージュリップにしか出せない雰囲気を楽しみませんか?
「コンシーラー」で口元のくすみをリセット
唇の周り、特に口角は、顔の中で最もくすみが出やすいポイントの1つです。これをそのままにしてベージュリップを塗ってしまうと、ピンクやレッドなどのはっきりした色を使ったときよりくすみが目立ち、顔色が悪く見える原因になります。また、唇の輪郭がぼやけて、だらしない印象を与えてしまうことも……。
そんな事態を防ぐためには、コンシーラーで口元のくすみを消すのが有効です。

出典: GATTA(ガッタ)/イヴ・サンローラン・ボーテ『ラディアント タッチ 1』
筆タイプのコンシーラーを使えば、唇の曲線に沿ってきれいにくすみをとれますよ。
ただ、口元のメイクは、飲食をしたり話したりすることで崩れてしまいやすいもの。コンシーラーをポーチに忍ばせて、ぜひメイク直しでも使ってみてください。くすみが出やすい夕方以降も、清潔感のある明るい口元をキープできます。
「リップライナー」で唇の輪郭をはっきりさせる
唇と肌との境目がぼんやりすると、顔色が悪く見えてしまいがち。そのため、ベージュリップを使う際は、リップライナーを使って輪郭を強調してあげるといいでしょう。
ポイントは、リップよりもやや濃い色のリップライナーを選ぶこと。肌との境目がはっきりするだけでなく、立体感が出て、ふっくらとした健康的な唇に見せることができます。実際の輪郭よりもややオーバー気味に描くと、女性らしさが増しますよ。

出典: GATTA(ガッタ)/バーバリービューティ『リップカラー コントゥア フェア NO.01』
また、リップライナーを使うときちんと感がアップするのもうれしいポイントです。ベージュという色がもつ力をより引き出せますよ。
「血色感の出るリップ」を下地として仕込む
「コンシーラーでくすみを消しても、リップライナーを使っても、まだ顔色が悪い!」という方は、血色感が出るカラーのリップを仕込みましょう。
筆者のオススメは、ディオールの『アディクト リップグロウ 001』です。血色がいい素の唇のような仕上がりになり、ベージュの色味を邪魔しません。

出典: GATTA(ガッタ)/ディオール『アディクト リップグロウ 001』
レッドなどの濃いリップを下地に使う際は、ティッシュをくわえるようにして優しくオフしてください。色味を調節できるとともに、リップがしっかり唇に定着してくれます。
ただ、ツヤの強いリップを下地に使うと、上から重ねるベージュリップの色がうまく出ません。セミマット〜マットタイプを選びましょうね。
顔色が良くないと言われがちな方や唇の色が気になる方も、ほんの少し工夫すれば、ベージュカラーを楽しめるはず。大人のコスメ代表格ともいえるベージュリップで、“きちんと感のある美人顔”を目指しましょう!
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