
歓迎会前に知っておきたい!「お酒の席」でのビジネスマナーとは
歓迎会などでお酒の席が増える季節ですね。職場の先輩や目上の人にお酒を注ぐ(つぐ)機会もあることでしょう。
そんなとき、みなさんは“正しいマナー”でお酒を注ぐことができますか? というわけで今回は、“お酒の席でのマナー”をご紹介します。
注ぐときは、一声かけるのを忘れずに!
目上の人のグラスが空になっていたら、サッと新しいお酒を注ぐ気配りができるとステキですよね。
そこで、目上の人とお酒を飲むときは、適度にその人のグラスに目を配りましょう。そしてグラスが空になっていたら、新たにお酒を注ぐこと。
しかしここで重要なポイントが! 黙ってお酒を注ぐのではなく、「いかがですか?」と一言声をかけるようにしましょう。また、注ぐときは、必ず両手を添えて注ぎましょうね。
また、逆にお酒をすすめられたら、グラスを両手で持って注いでもらいます。一言お礼を言うのを忘れずに。ちなみに、ワインの場合はグラスは持たずに置いたまま注いでもらうのがマナーなのでご注意を。
そして、グラスの飲み口をキレイにしておくのも大切なマナーです。特に女性は、グラスに口紅がついたときには布巾や指でさりげなく拭いておきましょう。
お酒が飲めない人は無理をせず、正直に伝えてソフトドリンクをついでもらってくださいね。“酒は百薬の長”とはいえども、無理をして慣れないお酒を飲むのは、体にも良くありません。
ビールや日本酒、それぞれの正しい注ぎ方は?
一口に“お酒を注ぐ”といっても、そのお酒の種類はさまざま。実はそれぞれのお酒によって、“マナーの良い注ぎ方”があるのをご存知でしたか?
今回は代表的な2つのお酒の注ぎ方をご紹介します。
(1)ビール

出典:ko-yan / PIXTA(ピクスタ)
まず、ビールはラベルを上にして持ちます。ビンは右手でしっかりと持ち、さらに落とさないように左手で口のところを支えましょう。
注ぎ方は、最初はゆっくりと注ぐのがコツ。そして途中から勢いよく注ぎ、泡が立つようにすると良いですね。
(2)銚子やとっくりのお酒

出典:プラナ / PIXTA(ピクスタ)
銚子やとっくりは、右手で持つと良いでしょう。そして左手をすべらせて口のところに持っていきます。
注ぐときは左手を銚子やとっくりのお尻の方へ持っていき、テコの要領で注ぎましょう。少しずつ注いで8~9分目で止めるようにしましょうね。
そして最後に。アルコールは緊張をほどきやすいので、飲み会は目上の人と打ち解ける良いチャンスです。
しかし飲み過ぎは絶対に禁物。せっかくの楽しい会が悪夢に……なんてことにもなりかねません。“お酒はほどほどに”、が最大のマナーといえるでしょう。
【参考】
※ 岩下宣子 監修『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所刊)
【画像】
※ ko-yan、プラナ / PIXTA(ピクスタ)
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