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【サクッと薬膳朝食レシピvol.5】年齢が気になりはじめたら黒米粥

2017.05.16 06:00
出典:https://gatta-media.com

少しずつ表れてくるエイジングサイン。白髪を見つけたり疲れやすさを感じたりすると、あぁ、年を取ったな……なんて落ち込むこともありますよね。

アメリカで流行し、日本でもブームの兆しのある“ブラックフード”。実は薬膳では“黒い食べ物は老化を防ぐ働きがある”とされる、エイジングケアの食べ物です。

そこで今回は、国際中医薬膳師の筆者がエイジングサインが気になり出した人にオススメの“黒米粥”をご紹介します。

 

エイジングケアは「腎」を大切に

東洋医学でいう“腎”は、水分の排泄に関わる重要な部分として知られ、むくみが気になるときにも労わりたい部分ですが、実はエイジングケアにも深い関わりがあります。

“女は7の倍数で年をとる”と東洋医学ではいわれていますが、これは“腎精”の変化によるもの。腎精は親から授かったものと、食べ物から得られるものとで構成され、食いつぶしながら人は生きていて、尽きると寿命が訪れるというものです。

この腎精、性や生殖にも関わりがあり、少ないと初潮の遅れや不妊、年をとり早くに減ると骨や歯に影響し、逆に、十分に補ってあげることで更年期の症状を緩やかにするともいわれています。つまり、腎精を補うことでいつまでも若々しく、年齢を感じさせない身体を目指すことができるんです。

この腎精を補うのに相性がいいのが黒い食べ物。五色の黒は五臓の腎と同じグループに属し、黒い食べ物は体の黒い部分を作る材料ともいわれます。

 

年齢が気になりはじめたら「黒いお粥」を

今回は水からお粥をつくる方法をご紹介します。

出典:https://gatta-media.com

●材料(2人分)

黒米 小さじ2

白米 60g

黒ごま 大1

塩昆布 10g

栗 3~4個

サラダ油 1~2ml

●作り方

(1)大きい鍋に水700mlを入れて沸騰させ、研いだ白米と黒米を入れる

(2)火を弱め、小さく切った栗、塩昆布、サラダ油をちょっと入れて蓋をして40分炊く

(3)火を止め10分蒸らし、黒ごまを入れる

今回ご紹介した、米:水=1:10~12をベースに、途中で蓋を開けずに気を閉じ込め、油で膜を張って、気を逃がさない、というのが基本的なお粥の作り方です。

炊飯器のお粥モードや、残りご飯で作るお粥ももちろん良いですが、お時間がある時に基本の作り方もぜひお試しください。

 

薬膳ポイント:黒い食べ物

出典:https://gatta-media.com

黒米粥にも使用している、薬膳の代表的な“ブラックフード”の主な食材は次の通り。

黒米・・・疲労、貧血、老化防止など

黒豆・・・全身のむくみ、月経不順、老化防止など

黒ごま・・・五臓の衰え、足腰の衰え、めまい、白髪、便秘、脱毛、老化防止など

ひじき・・・貧血など

昆布・・・高血圧、むくみ、コレステロールの抑制と排泄、整腸など

ブラックフードではないですが、今回使用した栗も補腎の効能があるといわれている、エイジングケア食材です。

栗・・・腰膝の衰え、下痢、胃弱など

 

年齢が気になりはじめたら、黒い食べ物を取り入れられる黒米粥をぜひ試してみてくださいね。

【参考】

※ 現代の食卓に生かす「食物性味表」改訂版 / 日本中医食養学会(2009年)

国際中医薬膳師

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。施術中心の生活を続ける中で、からの不調や不定愁訴の相談をされることが多くなり、内側からのケア、特に食生活の大切さを感じたことから、薬膳の資格を取得。健康へのアプローチとして東洋医学との融合を目指している。

漢方を使ったお茶やスイーツをサロンで提供するほか、中医学の考えに基づく季節や体調に合わせた養生法などを提供している。現在は施術の他、エステ講師、美容ライターとして活動中。国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士

From 坂本雅代・・・「たくさんの輝いている女性にお会いしてきましたが、みなさん自分をよく知っている方ばかり。自分に似合うもの、自分らしさを大切にすることで、他者とは違うその人の魅力が増すのでしょう。また、心身健康であることの上に、美しさが成り立ちます。忙しい毎日をパワフルに過ごせるヒントになるようなことをお伝えできればと思います。」