
1番の愛情表現は「話を聞くこと」。子育てで大切にしたいポイントとは
「忙しいからあとにして!」が口癖になってはいませんか? やはりお母さんというのは時間がないものですよね。しかしながら子どもとの時間も取らなくてはならないというジレンマを抱えた人は少なくないはず。
今回は楠本佳子 著『12歳までに「自信ぐせ」をつけるお母さんの習慣』を参考に、今からでも“話を聞くこと”を見つめ直してほしいと思います。
子どもは話をしたい
子どもというのは基本的に話をしたいと思っています。
子どもが自分に自信をもつためには、何よりも“自己肯定感”が必要です。“自分には価値がある”、“自分は必要とされている”といった思いをもつことです。
そういった感情は一番最初に親が与えてあげなくてはなりません。そのために子どもを愛していることをちゃんと表現してあげるのが親の仕事です!
「話を聞いてあげること」が愛情表現になる
スキンシップなどは愛情表現として真っ先に思いつくことですが、子どもがある程度の年齢になったら、“話を聞いてあげること”が大切です。
子どもにだって話したくないときはありますが、子どもが話したいときには、「いつでもお母さんが聞いてあげるよ、そして受け止めてあげるよ」という姿勢を見せておくことが重要になってきます。
そうすれば子どもはお母さんに愛されていることを実感し、自分に自信がもてるのです。
忙しい時はしっかり約束する
お母さんたるものどうしても“話を聞く”ことさえ難しいときがありますよね。
子どもだから傷つかないだろうと適当にあしらってしまうと、これは子どもが自分を攻めてしまうきっかけになってしまいます。「お母さんは僕の話に興味がないんだ」、「お母さんは、わたしのことなんて聞きたくないんだ」と自分のせいだと思いこんでしまうのです。
そのような時は、ちゃんと子どもの目を見て、「今忙しいからちょっとまってね」と伝えましょう。そのときに必ず“いつ聞くか”という守れる約束も入れるように心がけ、話をする機会をちゃんと与えて、聞いてあげましょう。
愛情というのは押し付けるものではありません。押し付けると逃げてしまいます。いつでもここにいるよということを伝えてあげて、待つという姿勢を大切にしましょう。
【参考】
※ 楠本佳子 著『12歳までに「自信ぐせ」をつけるお母さんの習慣』(CCCメディアハウス刊)
【画像】
※ LightField Studios / shutterstock
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