
今年こそは離島デビュー!一足早い初夏を「うりずん」の石垣島で
沖縄本島はすでに何度か訪れていて、今年こそは離島へ足を伸ばしてみたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そろそろ旅の計画などを考えている人必見の、石垣島の魅力をお伝えします。
初めての石垣島は「うりずん」がおすすめ

出典: GATTA(ガッタ)
毎年、本州が桜の開花ニュースを今か今かと待ちわびているころ、南の島沖縄では海開きが始まります。
沖縄本島からさらに410km南西に位置する石垣島の今年の海開きは3月21日。すでに天気がよい日の日差しは初夏を思わせるもので、これからぐんぐんと夏へ向かって季節がシフトしていくタイミング。
この時期は沖縄の言葉で“うりずん”と呼ばれ、島々は一年の中でもっとも瑞々しいエネルギーに満ち溢れながらも、真夏の灼熱の日差しや湿気もまだない実に気持ちのよい季節なのです。
ホテルも飛行機も夏のトップシーズンとくらべるとぐんと安く、観光客の数もさほど多くありません。もちろんお天気がよければ海遊びもできるので、一足も二足も早く夏の沖縄を満喫できます。
初めての石垣島への旅なら、このうりずんのシーズンを狙うのが賢いことお分かりいただけると思います。
沖縄本島とは異なる石垣島の魅力を発見!

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石垣島は八重山の島々への旅の玄関口となる島。琉球王朝があった那覇から遠く離れていることから、八重山の島々は琉球文化とはまた異なる民族文化を持つ島々です。
沖縄本島も石垣島も似たようなものと考えている人が多いようですが、それは間違い。
似ている部分もありますが、それぞれに異なる独自の文化に基づく別の島と理解するのが正解です。そして、八重山の島々もみな島によって特色が異なるので、自分のお気に入りの島がどこかに必ず見つかるはず。

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八重山文化の中心となる石垣島は面積にして222.54㎢。
車で1日かけて一周するのにちょうどいい大きさです。海があるのはもちろん、山や草原もあり、繁華街もある石垣島は、旅の目的によっていかようにでも楽しむことができる島。
どんな島なのかを知るためには、まずはのんびりドライブで島の風景を巡ってみるのがおすすめです。
海岸散歩でお気に入りのビーチを探す

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石垣島の何はともあれのマストスポットといえば『川平湾』。絵はがきでもおなじみの風景ですが、太陽の光を受けて輝く色彩は季節や時間帯によっても異なり、その美しさは名勝の名を裏切りません。
島に点在するビーチは砂浜だったり岩場のリーフだったりとさまざまですが、それぞれに違った表情。まったく無人の貸切りビーチも珍しくないので、海岸を散歩したり海に潜ったりしながらお気に入りを見つけてみてはいかがでしょう。

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ビーチの他にもマングローブが群生する『宮良川のヒルギ林』やダイナミックな絶景で知られる『御神崎』『玉取崎展望台』、市内を一望できる『バンナ岳』や、開放感あふれる草原が広がる『久保良牧場』、最北端の『平久保崎』など、マストゴースポットがたくさんあります。
島グルメも外せない!

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八重山そばや、石垣牛、旬の南国フルーツなど、島グルメにもお楽しみがいっぱい。夜のストリート散策もディープで面白いので、トライしたいチャレンジャーはぜひ!
島時間に身をゆだねて「ゆんたく」体験
石垣島をはじめとする八重山の島々にあって沖縄本島や沖縄本島周辺の島々にはない習慣が“ゆんたく”です。
“ゆんたく”とはおしゃべりすることの方言で、八重山の宿では食事の後、宿の人や他の宿泊客らが集まって一緒にお酒を飲む“ゆんたく”を楽しむのが一般的。
八重山の文化を肌で体験したいという人は、民宿に泊まってぜひこの“ゆんたく”を体験してみると面白いと思います。
(※ “ゆんたく”は強制ではないので、参加しなくてももちろん大丈夫。お酒が飲めない人は無理をする必要はありません。)

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せっかくの南の島なので、リゾートで優雅なステイを楽しみたいという人は、誰よりも早く南国リゾートで夏旅を満喫ということも可能。
時間に余裕がある人は『竹富島』や『黒島』など、ここからさらに近くの離島へ足を伸ばしてみるのもありなので、石垣島の旅のスタイルはお好み次第というわけです。
沖縄本島とはまた違う、石垣島の島時間を体験しに出かけてみてはいかがでしょうか。
【参考】
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