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本を読んでもダメ!「収納下手な人」が理想の部屋を実現するための方法

2018.03.08 21:00

よく聞くお片付けの悩みあるあるとして、“収納本を読んでもどうしても片づけられない”ということがあります。

筆者が本を読んでも片づけられない理由として大きいと考えているのは、“お片付けの先にあるビジョン・目標が明確になっていない”ということです。

そこで今回は、収納本を参考にしても片づけられない方が、理想の部屋を叶えるために必要な考え方を筆者宅の事例を交えてご紹介したいと思います。

 

収納本を読んでも片付けられない理由

収納本を読んでも片付かない理由を“ビジョン・目標が明確でない”と冒頭で書かせていただきましたが、これをスポーツの事例で例えてみると、

「ビジョン」
世界大会で金メダルを取る

「目標」
そのために必要なタイムや得点の目標を具体的に決める

「施策」
目標を達成するための方法を考えて実行する
(他の有力選手がやっている練習方法を取り入れるなど)

という感じで、やるべきことを落とし込んでいくのではないかと思います。

ところが、収納本を読んでも片付かないとお悩みの方の多くが、最終的にどういう部屋にしたいかというビジョンや目標を具体化しないまま、他の方の施策を真似しようとしている状態が多いのではないでしょうか。

当たり前のことですが、目標を立てないと達成はできませんので、ただ闇雲に施策だけをやっても目指すゴールにはたどりつけません。

そのため、施策を探す前にまずはビジョンと目標をしっかり考えておきましょう。

 

ビジョンと目標を立てる上で大事なこと

続いて、ビジョンと目標の立て方のポイントについてです。

ビジョンはできるだけ“キラキラしている”ことが大事だと思っています。それは、叶えたくなるビジョンがモチベーションの源になるためです。

フィットネスクラブのCMではBeforeAfterの変化の大幅な違いをアピールされているのもよく見かけますよね。“いつまでに○kg痩せる”といった具体的な目標の前に、“こんなにスリムに、かっこよくなれる!”という強烈なビジョンが、ハードなトレーニングを乗り切るためのモチベーション源になるのだと思います。

ビジョンを立てたら、次はそれを実現させるための目標の立て方です。

目標の立て方のポイントは、できるだけ具体的に立てるということ。達成できた、できないがハッキリ白黒つけられるのが目標です。

例を挙げると、

×…本棚を片付ける
○…今月末までに本棚の前に床置きされた本が1冊もない状態にする

という感じです。

ビジョンはフワッとしていてもOKなのですが、目標は達成したかどうかを客観的に判断できるように立てましょう。できれば達成までの期限も決めておいた方がよいです。

そしてそこまで決めることができると、収納本に書いてあるような個別の施策へのアンテナもかなり立ちやすくなります。

 

筆者宅の理想の部屋の叶え方事例

では、最後にお片付けというよりはインテリア改造の事例になりますが、筆者宅の場合の“理想の部屋の叶え方”の事例を1つご紹介したいと思います。

こちらは筆者宅のディスプレイコーナーをワークスペース化した事例です。

立てたビジョン、目標はこんな感じでした。

「ビジョン」
・海外インテリア風の男前なワークスペースを作りたい!
・家でPC作業をするのが楽しくなる空間を作りたい!

「目標」
以下のアクションを月内に完了する!

・PC用のデスクをDIYする
・壁紙をペイントする
・ワイヤーネットでディスプレイを作る
・時計、チェア、ライトなどの小物を揃える

そしてそれぞれを実現するために、いろいろネットなどで情報を集めて施策を固めていきました。

そして完成したスペースがこちら。

こんな部屋にしたい!というキラキラしたビジョンと、それを実現させるための具体的な目標が結果に結びつきました。

 

お片付けは目的ではなく、あくまで理想の部屋を実現するための手段。キラキラしたビジョンを叶えるためのお片付けならしんどくても頑張れるはず。ぜひビジョンと目標を決めてから、収納本に書かれている具体的な施策をフル活用してくださいね。

 

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