
えっ、そうなの!? スーパーフードは「頭皮ケア」にも重要だった
肌の乾燥が気になるこの季節。フケなどの頭皮トラブルに悩んでいる方もいるかもしれません。ケア方法はさまざまですが、おさえておきたいのは“頭皮の力”。
そこで今回は、昨年の11月に世界最先端の毛髪研究会議『World Congress for Hair Research』で発表された内容をもとに、頭皮ケアに重要な成分をご紹介します。
そもそも頭皮のうるおいは守りづらい

出典: GATTA(ガッタ)
頭皮の健康を語る上で欠かせないのが、セラミドと天然保湿因子(NMF)。これらの名前は聞いたことがあるけれど、よく知らないという方は多いはず。まずは、それぞれどんなものなのか、おさらいしていきましょう。
セラミドって?
頭皮もお肌と同じく角質層の“バリア機能”を保つことがとっても大事。セラミドは、そのバリア機能を守る主役です。
紫外線やストレスなどでセラミドが少なくなると、外からの刺激をうけやすくなったり、水分を保持できなくなったりします。
NMFって?
天然保湿因子(以下、NMF)は保湿の主役。角質層のなかで水分を保持してうるおいと弾力を与えます。
なんと、実は、もともと頭皮に存在するNMFは、わきの下や前腕に比べても量が少ないそう。
セラミドやNMFが少なくなってしまった頭皮は、フケやかゆみなどの症状につながる可能性が……。しっかりケアしていきたいところです。
「スーパーフードの力」が頭皮のうるおいに!?
頭皮のうるおいを守ることの重要性がわかったら、次はケアアイテムの選び方。
ヘアケア製品を選ぶときも、髪に良い効果が期待できる成分が入っているかは確認しても、“頭皮”への影響までは見落としがちですよね。
前述の世界中の毛髪研究者や皮膚科医が研究成果を発表する世界最先端の学会『World Congress for Hair Research』。ここで、頭皮ケアに効果的で、興味深い成分に関して発表されました。それが、今話題のスーパーフード、ヒマワリ種子とチアシードから抽出されたオイルなどに含まれている不飽和脂肪酸です。
このチアシードオイルとヒマワリ種子油は、“オメガ3”、“オメガ6”など、健康に良い不飽和脂肪酸を多く含むスーパーフードとして知られていますが、これらが化粧品の成分としても、頭皮にも効果的なのだそう。
実は、ヒマワリ種子油に含まれる不飽和脂肪酸が、頭皮から浸透! しかも、不飽和脂肪酸は、頭皮のバリア機能を高めてくれるセラミドの合成に使われているのだとか!
頭皮のうるおいを守るために重要なセラミドの生成を、スーパーフードの成分が助けてくれるというのはうれしい驚きですよね。
スーパーフードと聞くと、なんとなく体によさそうな食べ物というイメージがありますが、体の外からその恵みを受けることもできるんです。
シャンプーなどのヘアケア製品を選ぶときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考】
【画像】
※ Aleshyn_Andrei / shutterstock
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