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こんな身近に!? マイスターおすすめの「スーパーフード」の活用法3つ

2018.03.04 21:00

“スーパーフード”という言葉が浸透してきました。そして、それに伴い身近な食材の魅力も見直されてきています。そう、スーパーでよく見かけたり、手軽に購入できたりする食材の中にも栄養価が高く、“スーパーフード”と呼ぶに値するものがたくさんあるのです。

今回は、スーパーフードマイスターの資格を持つ筆者がよく購入し、愛食している食材を3つ紹介していきたいと思います。

 

1.押し麦

まず最初に紹介するのは、雑穀の押し麦。押し麦は大麦を食べやすく加工した食品で、スーパーのお米売り場などで目にすることができます。

代表的な栄養成分は、水溶性食物繊維の“β-グルカン”。食べ物の消化吸収を緩やかにし、食後の血糖値の急上昇を抑える働きに期待されています。その結果、インスリンの大量放出が抑えられることから、内臓脂肪がつきにくい状態を目指すことができるでしょう。

その他、肌を美しく保つためのビタミンB2やむくみの解消に役立つカリウムも含まれます。

白米に混ぜて炊いてもよいし、茹でてサラダや煮物に加えても美味しく食べられますよ。

 

2.納豆

続いては、食べている方も多いでしょう、“納豆”です。納豆といえば、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なことで知られていますよね。

細胞が栄養を取り込むのを助けるレシチンが女性ホルモンに構造が似ており、またアンチエイジングに効果的と言われるイソフラボン、血液サラサラ効果で知られるナットウキナーゼを含む“納豆”はまさに“ジャパニーズ・スーパーフード”です。

そんな納豆ですが、“ひきわり”と“粒”では含まれる栄養成分に違いがあることをご存じでしょうか? ひきわり納豆は、蒸す前に大豆を砕くので表面積が多くなり、その分納豆菌の付着も多くなって、ビタミンB2、B6、E、ビタミンKの量が増えるそう。

しかし、その製造過程で食物繊維の豊富な皮が剥がれたり、ミネラル類が溶けだしたりすることも。

食物繊維やミネラルの摂取が目的であれば、粒納豆を選んでくださいね。

 

3.豆苗

野菜の高騰が続く昨今。100円前後で購入できる豆苗はお財布に優しい食材。ですが、豆苗の魅力はそれだけではありません。

えんどう豆の若菜である豆苗は、“緑黄色野菜”の仲間。有害な活性酸素を除去する抗酸化作用や、免疫力を増強するβ-カロテンはチンゲン菜の約1.5倍も含まれます。

ストレスへの抵抗力を強めるビタミンC、血行を促すビタミンE、腸内環境を整える食物繊維の働きにも期待できるでしょう。

残った根元を水に浸けておけば再収穫できるのも嬉しいですよね。

 

“スーパーフードは敷居が高い”と思っていた人も、これらの身近な食材ならすぐに試してみようと思えるのではないでしょうか。ぜひ、献立の参考にしてみてくださいね。

 

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