
忙しすぎ…と感じたら!実践するべき「やらないことリスト」のつくり方
普段の生活の中で1度は“やることリスト”をつくったことがありますよね。人はついついやらなければならないことに目が行きがちです。
しかし、それは本当にあなたが今やらなければならないことなのでしょうか……?
今回はマイケル・ヘッペル著『「時間がない!」を卒業する200のアイデア 1日が25時間になる長時間節約術』を参考に、画期的な時間節約術ともいえる“やらないことリスト”のつくり方をご紹介します。
まずはリストアップ
まず“やらないことリスト”に入れられるものは、些細な行動から大胆な行動まで、なんでも大丈夫です!
例えば、“テレビを見る”という行為はやらないこととして簡単に思いつく行動ですが、それ以外にも“CCのメールを見る”という些細な行動をやらないことにしてもかまいません。
ありがちなアイデアから思いがけないアイデアまで、やらなくてもよさそうなことをリストアップしてみましょう。
本当の目的はなにか?
ここで、具体的な例を一つご紹介します。
あるシングルマザーの方が毎日徹底的に掃除することを習慣にしていました。なぜそのようなことを習慣にしているのかと訊ねると、“家をキレイにすること”が目的ではなく、“シングルマザーでも自分はやれていると証明すること”が目的だったといいます。
他の行動で“シングルマザーでも自分はやれていると証明すること”はできるはずですが、このケースでは掃除という行動と本来の目的がズレてしまっていました。
そこで本当の目的である“家をキレイにすること”のために“毎日”はやらないことにしたところで、時間に余裕ができたといいます。
誰がやるべきことか?
例えば、料理をするという行動はあなたでしかできないことでしょうか? 言い換えると、他の誰かにやってもらうことは不可能なことでしょうか?
先ほど考えてもらったリストの多くは今すぐにでも“やらないこと”とできるものであると考えられますが、中には重要なことをリストに入れている方もいると思います。その時に今の問いを唱えてみましょう。
もしもあなたではなくてもいい可能性があるなら、一度試してみてください。本当にそうなのかどうかは一度試してみるのが一番早い答えです。
意外と毎日の生活で“やらなくてもいいこと”は溢れているはず。この機会に生活を見直して趣味や余暇としての素敵な時間にあててくださいね!
【参考】
※ マイケル・ヘッペル 著『「時間がない!」を卒業する200のアイデア 1日が25時間になる長時間節約術』(阪急コミュニケーションズ刊)
【画像】
※ Syda Productions / shutterstock
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