
意外と知らない?実は身近にあったフェアトレードブランド3つ
“フェアトレード”という言葉は耳にしたことがあるけれど、よくわかっていないという方もいるかもしれません。
フェアトレード・ラベル・ジャパンによると、フェアトレードとは、“開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ”のこと。
発展途上国の……という話を聞くとつい自分とは遠いあまり関係のないことと考えてしまいがちですが、実はとても身近な商品にもフェアトレードのものがあるんです。
毎朝のホッと1杯に「スターバックス」のコーヒー

出典:http://www.starbucks.co.jp/
実は、コーヒーの定番『スターバックス』でも、国際フェアトレード認証のコーヒーを買うことができます。『フェアトレード イタリアン ロースト』といい、カラメルを感じさせるリッチで深みのある力強い風味が特徴で、甘味と力強さが際立つダーク ローストコーヒーです。
また、『スターバックス』は創業以来、生産者との信頼関係を大切にしているそう。そのため、国際フェアトレード認証のコーヒーだけではなく、すべてのコーヒーにおいて独自のガイドラインを設けることで倫理的な調達(エシカル・ソーシング)を実現しているのだとか。
『スターバックス』のコーヒーを飲んだことがあるという方は多いと思いますが、このような生産の背景を知るだけで、これまでとは少し違う気持ちでコーヒーを楽しめそうな気がするのが不思議です。
これからの季節食べたくなるの「ベン&ジェリーズ」のアイス

出典:http://www.benjerry.jp/
日本では表参道や豊洲にお店を構える『ベン&ジェリーズ』は、1978年にアメリカで生まれたアイスクリームブランド。“社会的使命”が企業理念のひとつを構成するというユニークなブランドです。
実は『ベン&ジェリーズ』のアイスクリームは、日本初の国際フェアトレード認証のアイスクリーム。濃厚なアイスとごろごろ入ったチャンク、とろっとしたスワールと呼ばれるソースのバランスが絶妙なリッチな味わいです。また、アメリカ生まれということもあり、日本では珍しいチェリーフレーバーのアイスなど、変わった味のアイスが味わえるのも魅力的。
店舗数は少ないですが、現在はネットでも買うことができます。夏の暑い日のおやつやお風呂上がりのちょっとした贅沢に、ちょっと“いいこと”をするというのも何だか気持ちのいいものです。
ヘルシーなおやつに「ピープルツリー」のドライフルーツ

出典:http://www.peopletree.co.jp
フェアトレード専門ブランド『ピープルツリー』。かわいらしい絵柄のついたチョコレートを手にしたことがあるという方もいるかもしれません。
その『ピープルツリー』のドライフルーツに新たに4種類が登場。アフリカの大地で太陽の恵みを受け、自然農法によって育てられた果物だけを使用し、余計なものを加えずていねいに手作業で仕上げられているため、かむほどに、果実がもつ素朴で濃いうまみを味わえます。
自然な素材そのままのドライフルーツは、“健康的なおやつ”として罪悪感なく食べられますね。
種類は定番のマンゴーに加え、今回登場したゴールデンベリー、ライチ、バナナ、パイナップルの5つ。どれも魅力的ですが、なかなかお目にかかることのないライチは一度は味わってみたい逸品です。
また、生産者の方の顔が見えるのでより商品を身近に感じることができます。
コーヒー、アイスやドライフルーツなどのおやつ。これらはどれも私たちの毎日に幸せを届けてくれるものばかり。せっかくなら自分だけではなくみんなが幸せになれるものを選ぶ、そんな素敵な選択をしてみてはいかがでしょうか。
【参考】
※ ベン&ジェリーズ
※ ピープルツリー