
スマホ見すぎは要注意!今すぐできる「首・肩こり」ストレッチを試して
スマホやパソコンを見入ってしまって、首や肩がゴリゴリに固まっていませんか? たくさんの人が、電車を待っているときやカフェの待ち時間にスマホを見ていると思います。
そして、そのほとんどの人は頭が前にさがって、肩がこりそうな悪い姿勢に……。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、首から肩をスッキリさせる方法と、スマホを見ていても疲れない姿勢をご紹介します。
頭の重さは5kg!? スマホを見るだけで首に負担がかかる
スマホを見ている姿勢は、ついつい画面に食い入るような姿勢になりがち。大人の頭の重さは平均で5 kgほどあるといわれています。
その重たい頭をつき出して、前にかがませてしまうと首から肩はもちろん、背中にまでかなりの負担がかかってしまうのです。
背骨全体で頭の重さを支えるように
頭の重みを首や肩だけに負担させるのは、かなり危険。気をつけたいのは日々のスマホを見るときの姿勢です。頭をスマホに近づけるのではなく、スマホを見やすい位置まで持ち上げるようにしましょう。
体の中心から、頭の重心をずらさないよう意識してください。背骨全体で頭の重みを支えるようなイメージです。
スマホを持ち上げる腕が疲れたときは、素直にスマホを見るのを休憩する。それくらいの気持ちも大切です。
肩甲骨をストレッチ
首から肩、背中までの負担をリセットするためには、肩甲骨まわりをストレッチしましょう。これだけで丸まってしまった背中や肩の位置もリセットでき、見た目もスマートな印象になりますよ。
今回ご紹介するストレッチはテレビを見ながらでもできるので、首回りに疲れを感じたときはぜひトライしてみてください。
(1)両腕を肩の高さに上げ、前方へ伸ばしてください。手のひらは下へ向けます。

出典: GATTA(ガッタ)
(2)ひじが下がらないように、ひじを後方へ引きましょう。

出典: GATTA(ガッタ)
(3)肩甲骨を引き寄せるように意識します。この状態で10秒程度キープします。

出典: GATTA(ガッタ)
(4)ひじの高さを変えず、ひじから指先までを上へ向けます。

出典: GATTA(ガッタ)
(5)ひじが下がらないように注意し、10秒程度キープします。

出典: GATTA(ガッタ)
(6)(2)~(4)の動きをゆっくりと10回ほど繰り返してください。このとき、肩甲骨が動くのを意識できるといいです。
スマホやパコソンを長時間眺めていたあとは、こりが定着してしまう前に、このストレッチでリセット。
首から肩がこり固まると、目の疲れの原因にもなります。ぜひ習慣にして、首や肩に疲れをためないように気をつけてくださいね。
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