
いい加減って意外と大事!? 成功する人に共通する「考え方」とは
「成功している人たちは、もって生まれたセンスが違う」と思ったことはありませんか。成功して、楽しそうにしている人を見ると、ちょっぴりうらやましくなってしまいますよね。
そこで今回は、茂木健一郎 著『続ける脳』を参考に、“続ける力”の大切さをご紹介します。
結局、続けた人が成功する。
世の中の成功している人は、みんな生まれつき才能があったわけではありません。
例えば、マラソンの有森裕子さんは“まったく才能がない”といわれて、陸上部の監督から入部すら認めてもらえなかったそうです。入部が許されるまで、1か月もかかったのだとか。
大学でも有森さんの記録はずば抜けたものではなく、小出義雄監督のリクルートへも、押しかけのように入りました。
しかしその後、オリンピック2大会連続でメダルを獲得したのはご存知のとおりです。
その人の成功を決めるのは、“才能”でも“知能指数”でもありません。
“困難があっても、続ける力”。これこそが成功を収めた人みんなに共通している要素なのです。
いい加減なくらいでちょうどいい
「そうはいっても、その続けるのがむずかしいんだよ」なんて声が聞こえてきそうですね。
そんな人は“完璧主義”になってしまっているのかもしれません。何かを長く続けようと思ったとき、この“完璧主義”は大敵です。
「毎日トレーニングをするぞ!」と決めて、4日目に休んでしまったとしましょう。いわゆる三日坊主ってやつですね。
このとき、完璧主義の人は“続けられなかった”と感じて自己嫌悪になってしまいがちです。
でも、どんな人でも、1日も休まずに、1つのことを続けるなんで、まず無理。重要なのは、次の日からちゃんとリスタートして、長い目で見て継続させていくことです。
“続ける”ことはとっても大切。そのためには完璧主義だと窮屈で、「今日できなかったのは仕方ない。また明日からやればいいや」と少しいい加減なくらいがちょうどいいのかもしれません。
【参考】
※ 茂木健一郎 著『続ける脳』(SBクリエイティブ刊)
【画像】
※ ESB Professiona / shutterstock
【関連記事】
※ 「ご連絡させて頂きます」ってどこが誤り?間違えやすいNG表現2つ
※ 仕事もプライベートも!海外女性から学ぶ「ワーキングマザー」の働き方