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いい加減って意外と大事!? 成功する人に共通する「考え方」とは

2018.02.11 23:30

「成功している人たちは、もって生まれたセンスが違う」と思ったことはありませんか。成功して、楽しそうにしている人を見ると、ちょっぴりうらやましくなってしまいますよね。

そこで今回は、茂木健一郎 著『続ける脳』を参考に、“続ける力”の大切さをご紹介します。

 

結局、続けた人が成功する。

世の中の成功している人は、みんな生まれつき才能があったわけではありません。

例えば、マラソンの有森裕子さんは“まったく才能がない”といわれて、陸上部の監督から入部すら認めてもらえなかったそうです。入部が許されるまで、1か月もかかったのだとか。

大学でも有森さんの記録はずば抜けたものではなく、小出義雄監督のリクルートへも、押しかけのように入りました。

しかしその後、オリンピック2大会連続でメダルを獲得したのはご存知のとおりです。

その人の成功を決めるのは、“才能”でも“知能指数”でもありません。

“困難があっても、続ける力”。これこそが成功を収めた人みんなに共通している要素なのです。

 

いい加減なくらいでちょうどいい

「そうはいっても、その続けるのがむずかしいんだよ」なんて声が聞こえてきそうですね。

そんな人は“完璧主義”になってしまっているのかもしれません。何かを長く続けようと思ったとき、この“完璧主義”は大敵です。

「毎日トレーニングをするぞ!」と決めて、4日目に休んでしまったとしましょう。いわゆる三日坊主ってやつですね。

このとき、完璧主義の人は“続けられなかった”と感じて自己嫌悪になってしまいがちです。

でも、どんな人でも、1日も休まずに、1つのことを続けるなんで、まず無理。重要なのは、次の日からちゃんとリスタートして、長い目で見て継続させていくことです。

 

“続ける”ことはとっても大切。そのためには完璧主義だと窮屈で、「今日できなかったのは仕方ない。また明日からやればいいや」と少しいい加減なくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

【参考】

※ 茂木健一郎 著『続ける脳』(SBクリエイティブ刊)

【画像】

※ ESB Professiona / shutterstock

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