
もう後回しにしない!「片付けをやりきる」ための目標設定ポイント3つ
筆者が整理収納アドバイザーとして片付けの現場に行くたびに感じるのが、“片付けの作業自体は、いたってシンプル”ということ。
多少は収納方法を考えたりするのに経験が必要にはなりますが、作業としてやることは“出す→分類する→収納する”といった、だいたいどこのお部屋でも同じような流れで、本などにもそういった流れはよく書かれています。
ですが、なかなかそれができないのも現実だったり。
そこで今回は、つい面倒で後回しになってしまったり、挫折しがちな片付けをやり切るためのポイントについてご紹介します。
お片付けの「目的」を明確にする

出典:https://gatta-media.com
まず最初に大事なことは、“お片付けの目的を明確にする”ということです。
片付けること自体が目的化してしまうと、つい目的を忘れがちに。
そのため、下記のように、どんな家にするために片付けがしたいのかを明確にしておきましょう。
・家事がしやすい家にする!
・小学生になる子供のための勉強部屋をつくる!
・子供が友達を呼べるようにする!
・家でホームパーティーができるようにする!
「片づけざるを得ない」理由と期日を作る

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そして、次が特にポイントである“片づけざるを得ない理由と期日を作る”ことです。
人ってどうしても怠け心が出てしまい、いろんなことが後回しになりがちになり、苦手なことや嫌いなことならなおさらですよね。
そのため、下記のように動かせないイベントを理由に、片付けの期日を切るのがおすすめ。
・子供の出産までに片付ける
・復職までに片付ける
・引っ越しまでに片付ける
・入学、入園までに片付ける
筆者自身、次男の産休入りから出産までの1ヶ月程度の時間に、“片付けるなら今しかない!”と思って開かずの間の片付けに着手して、10日くらいみっちり毎日片付けを行っていました。
特に大きなライフイベントがない場合は、次のように自分を追い込むための予定を入れて、他人の目を巻き込むのも1つの方法です。
・あえて子供に友達と自宅で遊ぶ約束をしておいてもらう
・あえてホームパーティーの予定を入れる
具体的なアクションリストとスケジュールを立てる

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例えば、1ヶ月後のホームパーティーまでにリビングを片付けたい!という目標を決めたら、次はやることを洗い出しましょう。
そのときに、下記のように“できるだけ細かく具体的に作業する場所を決めるの”ことが片付けスイッチを入れるポイントです。
・引き出しの1段目を片付ける
・テレビボードを片付ける
リビングを片付ける、だとぼんやりしすぎていてアクションのイメージがつきづらいですが、引き出しの1段目を片付ける、だったらもう少し片付けのイメージが湧きやすくなりますよね。
そして、アクションを決めたら具体的にスケジュールに落とします。
その際、急な予定が入ったり体調不良などでも対応できるように、なるべく無理なく余裕をもったスケジュール設定にすることも重要。
立てたスケジュールは、スケジュールアプリなどに入れて忘れないようにするのもおすすめ。
今回は、重い腰を上げるためのお片付けの目標設定のポイントをご紹介しました。
片付けに限らず仕事などでも、面倒なことは後回しにしがちですよね。そういう時には“周りを巻き込む”というのがとても重要。
今年こそは片付けたい!と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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