
放ったらかしにしてない?水回りの頑固な汚れをスッキリさせる方法
お掃除の中でも特に面倒なのが、トイレやお風呂場などの水回りですよね。時間がかかるし、手を付けるのが億劫でさぼりがち……という方も多いのでは?
そこで、今回は過去にGATTAでご紹介した、トイレとお風呂のお掃除テクニックを振り返ってみましょう。
基本は「上から下」

出典:https://gatta-media.com
お掃除の原則は、ホコリが落ちたりすることを考えて“上から下”の順に行います。そのため、トイレやお風呂も、天井の掃除からスタートしましょう。
便器のしつこい汚れはどう落とす?
まずはトイレのお掃除から。

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便器の奥の方に茶色い尿石がこびりついてしまい、トイレブラシではなかなか落ちない状態……。
そこで、まずは水垢汚れに強い酸性のトイレ用洗剤を使って汚れをパックします。

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汚れに酸性洗剤を塗った上からトイレットペーパーを貼り付け、さらに上からまた洗剤をかけ、1〜2時間放置。しっかり汚れがこびりついてしまっていてこれだけでは取れない場合は、金属ベラ(100均で買ったもんじゃベラで代用可能)でカリカリと汚れをこすり落としましょう。
ヘラの角を使って根気強くこすっていくと、だいぶ茶色い汚れはおちていきますよ。
仕上げに丸めたラップにクレンザーをつけ、こびりついた汚れをこすります。クレンザーは研磨剤なので、かなり強めにこすって削りおとすのがコツです。
ウォシュレットのノズルも結構汚れが溜まりやすいところです。こちらも金属ベラでこすってすっきりキレイに。

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さらに酸性洗剤をつけた古いハブラシを使って、普段できない便器と床の繋ぎ目のスキマもお掃除。見落としがちですが、こちらも尿が入り込んでニオイの原因になりやすい場所だそう。
こすったあと、数分おいてからタオルなどで拭き取ります。
床がタイルのお宅は、タイルの目に汚れが入り込んでいる場合も。こちらも同じ方法でお掃除するとだいぶキレイになります。
手洗いボウルは「金属ベラ+クレンザー」

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続いて手洗いボウル。こちらもこまめにメラミンスポンジでお掃除していても、排水口の周りにうっすら水垢の輪ができてしまいがちですよね。そこでこちらも金属ベラでカリカリ。
さらに仕上げに丸めたラップにクレンザーをつけて磨きます。

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そこまで汚れがこびりついていなければ、サッと磨くだけでだいぶピカピカになりますよ。
そして最後は仕上げに床をトイレ用ウェットシートで拭いて、トイレは終了!
お風呂場はしっかりカビ取り!
次はお風呂場掃除のテクニックです。カビ取り法をご紹介します。

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腰から上のエリアのカビ取りには、100倍に薄めた塩素系漂白剤を塗ると良いそう。100倍の漂白液を作るには、小さじ1杯(5ml)の洗剤に対してペットボトルの水(500ml)を入れるとベストです。
作った漂白液は柄つきスポンジに浸して、ボタボタ落ちない程度に水気を切ったら天井や壁に塗りカビ取りをしていきます。一通り塗り終わったら勝手に乾くため、そのまま放置しておいても大丈夫です。
お風呂は見えないけれどカビの温床になるので、こうしてカビ退治ができると気分的にもスッキリします。

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カビが溜まりやすい目地やパッキンの部分は、塩素系漂白剤の原液でしっかりカビ退治します。洗剤の原液にキッチンペーパーを浸し、浴槽周りの目地にぐるっとパック、乾燥防止のためにラップで上からカバーしてください。
1時間〜1晩くらい置いておくと、溜まったカビもだいぶキレイになります。

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そして、床も、や壁同様に塩素系漂白剤を薄めた液でカビ取りします。天井や壁は100倍に薄めた液でしたが、腰から下はもう少し濃い目が良いため、10倍に薄めた液を使います。

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仕上げに防カビ用に市販されている燻煙剤を使い、カビが生えにくい状態にします。
シュワシュワと煙が発生した状態で扉を閉めて、しばらく放置しておきましょう。こうすると数ヶ月はカビが発生しにくくなるんです。
水回りのお掃除って億劫で後回しにしがちですよね。今回見てきたテクニックをぜひ参考にしてみてくださいね。
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